「トーナメント」 のアーカイブ

2014.01.21(火)
カテゴリー:トーナメント

EGエクストリーム北浦戦 後編

前回の「EGエクストリーム北浦戦 前編」で初日の模様は
ご覧いただけたと思います。

 今回は2日目の模様です。

 

 

 

初日は、自信のあった「クランキング+ラン&ガン」という戦略を行なったものの
「0」という結果に終わりました。

この「0」というのは試合では絶対に避けたいもの。
自然を相手にしているので、その可能性があるというのは皆が解っていること
ですが・・・

その試合で「0」をやってしまうとエリアや狙い方を変更し、組み立て直して
確実に1匹を釣るという考え方も必要なのですが、(ライトリグなど釣り方の変更)
僕は今回の試合で狙っている魚を変更するつもりはありませんでした。

バスは釣れませんでしたが、「フィールドのコンディションを肌で感じた」ところ
この戦略で間違っていないと思っていました。 

ただの「0」ではなく可能性を秘めた「0」だったからです。

 

 

 

2日目、狙い方は変えなかったのですが、朝一番に入るエリアを変更。
(初日は北浦本湖から 2日目は北浦下流域浪逆エリアから)

狙い方は変えずにエリアやスポットに入る「時間」を変えることで、
初日とは違ったタイミングでバスを探すという感じです。

一匹目は捨て網にスタックしたルアーにバイト。
根がかった時でも「バスがバイトするかもしれない」と思いながら釣りをしていたから
獲れた一匹。

ラッキーな一匹ではありますが、「今までの経験上このような魚はいい流れ」を
呼び込む場合が多く、初日からの流れを変える一匹だったということです。

 

ルアーはワイルドハンチ。
カラーはブリーディングブラウンクロー。

 

 

この試合では他にブリーディングレッドクローも投げていました。 

僕の場合、ワイルドハンチを使う時の8割方はこの2色を使っています。
理由は、「釣れるから」・・・

僕の中には「そう言えるだけの実績がある」ということです。

 

 

その後の展開は映像の方を見てもらえればと思います。

初日と2日目の違いを・・・

同じルアーを使っても「考え方や感じ方によって釣果は変わる」ということです。

 

 

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません
2014.01.09(木)
カテゴリー:トーナメント

EGエクストリーム北浦戦 前編

昨年の12月に配信されたEGエクストリームVol.13北浦戦。

 

 

試合後のブログにも書いたように、この試合は「勝てる魚」を追い求めて
いきました。

追い求める」というように、今回の試合では「ラン&ガン」でとにかく
バスボートで走り「バスを追いかける」といった感じでした。

映像では20分ほどに編集されていますが、
実際初日は7時間の中で、北浦北端のエリアから南のエリアまで
30ヶ所以上のスポットを狙い走り回りました。

一か所にかける時間はドックなら10分。
リーズやリップラップなら20分ほどで移動といった感じです。

 

 

また、効率とスピードを上げるために根がかり回収機は伸ばしたままデッキに置く、
移動距離が短ければエレキは上げずに移動と、細かなところに注意をしていました。

初日は残念な結果でしたが、2日目は狙っていたバスを仕留めているので
よかったら見てください。

 

EG EXTREME Vol.14 予告映像

 

≪P.S.≫一日に30~40ヶ所以上のスポットをラン&ガンするには相当な
体力が必要です。
デッキの移動、エレキの上げ下げ、操船・・・
足腰を鍛えるといった意味でも体力作りは必要です。

 

 

僕の場合は自転車です。

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません
2013.11.21(木)
カテゴリー:トーナメント

クラシック終了。

2013年シーズン最後の試合となったジャパンスーパーバスクラシックを
13位で終えました。

 

 

前回のブログにも書いたように「優勝だけを狙う試合」。
僕自身が考える「勝てる魚」を狙う必要があり、
そのためには「リスクを度外視した試合展開が必要」であると考えていました。

この試合で狙っていた「勝てる魚」とは「一瞬だけ現れる」フィーディング系の足の
速いバス。

プラクティスの結果、北浦水系全域に「そのバス」が現れるスポットがあり、
そのバスを釣るためには「試合でも全域を釣る必要がある」と判断しました。

 

 

そして、タックルを絞り「スピーディーな釣り」を展開し、しかも見切りや移動のタイミングを
見誤らないよう意識して、「釣れるリズムをつくる」ということに狙いを定めました。 

 

 

初日、北浦本湖からスタートし下流域までのすべてのエリアをチェックするも
ノーフィッシュに終わりました。

正直、1日あれば数回のバイトがとれ3匹以上は釣れると思っていただけに
悔しい思いでした・・・

 

 

2日目、初日とはまわり方を変え下流域からスタート。

この日は「釣れるリズムをつくる」ことができ、狙いのバスを仕留め、トップウエイトを
出すことができました。

 

 

釣り方はワイルドハンチのカバークランキングがメイン。

そして、この釣りを成功させるために「絶対に必要」な物・・・

それは「根掛かり回収機」。

 

 

この水系にはテトラ、石積、蛇籠、捨て網、土嚢など、根掛かりする物が非常に多く
フィーディング系の足の速いバスが、一瞬それらのカバーに立ち寄るタイミングを狙う
というのが今回の釣りだったため、根掛かりが頻繁にありました。

しかし、「根掛かりは必然である」ということを踏まえての戦略だったので、
根掛かりが何回あっても「リズムを崩すことなく」1日集中して釣りをすることができました。

このことも、「釣れるリズムをつくる」ためには必要な考え方で、
結果、「2日目のトップウエイトに繋がった」と思います。

 

 

今回はカメラマン同船ででした。

試合の模様は12月末の「EG EXTREME」で配信予定なので
本気の釣り」を見ていただければと思います。
 

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません
2013.10.25(金)
カテゴリー:トーナメント, ㊙部屋

残すはジャパンスーパーバスクラシック

TOP50シリーズを終えて、ここ数日は緊張の糸が「ブチッ」と切れてしまった
感じがする今日この頃です。(毎年のことですが・・・)

最終戦を終えてからは、マスターズ最終戦野尻湖、サンテレビ「TheHit」
のロケの合間、秘密の部屋での作業に没頭していました。
(部屋での作業はシーズンイン?)

 

マスターズ野尻湖戦。

1戦~3戦まで全くいいところがなく迎えた最終戦。
朝の気温は「4度」というびっくりするような気温でプラクティススタート。

 

山には雪が積もっていました。

 

毎年恒例となったこの時期の野尻湖戦では、シャローでのサイト勝負という
気難しいスモールを相手にしていましたが、やはり今回も勝負してしまいました・・・

 

 

結果は「撃沈」でしたが、シャローにいる気難しいスモールこそ自分の狙うべき魚。
攻略できれば間違いなく「勝てる魚」であると確信しているからリスクを
負ってでも勝負したいと思わせられる「僕には魅力的な魚」なのです。

 また機会があれば「リベンジ」したいと思います。

 

TheHitロケ報告

 

(写真提供:SUN‐TV「TheHit」)

場所は高梁川です。
あのコンバットクランク60」で釣ったバスです。
放送は11月6日の予定です。

 

 

そして、いよいよシーズンイン?となったマル秘部屋での作業。
詳細は明かせませんが、来シーズンへ向けて色々な作業をしたいと思っています。
いずれ機会があれば紹介したいと思います。

残すはジャパンスーパーバスクラシック。
緊張の糸を結びなおして11月16~17日の北浦戦へ・・・

 

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません
2013.10.08(火)
カテゴリー:トーナメント

2013年TOP50シリーズ閉幕。

TOP50最終戦旧吉野川。

 

 

結果は4位。
今回の試合内容を振り返れば「上出来」でした。

プラクティスでのあまりの釣れなさに、相当厳しい試合になることは予想でき
一日の目標は3匹という「消極的な考え」を持ってしまう自分がいました。

メインパターンにしようと思っていたのは、LBローラー、チャターベイトでの巻きと、
フットボールジグ、テキサスリグでの撃ちの2パターン。

しかし、気になったことが1つ(というより1匹)。

それは、試合直前のプラクティス中に「」で釣った1匹のバス。
釣った場所と周りのシチュエーション、いままでの経験から「このバスは違う
ということ、そして「釣れる想像」を膨らますことができ、「きっかけ」を与えてくれる
バスだったということでした。

そんな考えの中、初日のスタートを迎えました。

 

 

初日、「まず全体を見よう」と思い、巻き、撃ちを中心に全域をランガンするも
ノーバイト・・・

そこで、気になっていた「壁」での釣りに切り替え、場所を探しながらの展開で
はあるものの2匹のバスをキャッチ。1,606g25位でスタート。

 

 

初日の状況から判断して2、3日目は「釣りの幅を狭く」していくことに。

バスの状態を特定できるフィーディング場所のみに集中して釣りをすることで、
順位を上げていくことができ、4位という結果につながりました。

 

 

3日間すべてのバスを釣ったのはヘラクレスプロト65UL、ステラFW2500ZPI、
バスザイルマジックハードR4Ib、ダウンショット0.6g(リーダー2mm)+フォール
シェイカー5.5インチの組み合わせでした。

僕が想像力を働かせた「壁」なのですが、これは高さのある護岸のことです。

その中でも護岸の幅が100m以上続くもので、ベイトを追って移動してきたバスが
フィーディングする場所というのを「ある程度特定する」(決めつける)というもの。

100m以上もあるストレッチというのが重要で同じような景色の中にある変化を
見逃さず、さらにその場所を2か所ほどに絞り込むというものです。
(これはこの時にしかわからない感覚でもあります)
実際ベイトを追って水面を割ったバスを2匹キャッチすることができ
「狙いは間違っていなかった」と思います。 

 

2013年度TOP50シリーズ全戦が終了しました。
年間成績は6位。

この1年で感じたことを一言でいうと「どんな状況でもバスを釣らなといけない」という
当たり前のこと。

釣れている時には自信(確信)があり、釣れていない時には自信がない(不安)
という心理(メンタル)をうまくコントロールすること。

改めて「釣れない時に釣る」ということの重要性を考えさせられました。

 

 

コメント・トラックバックは受け付けておりません