マスターズ結果&国際フィッシングショー
JBマスターズ第1戦終了。
このマスターズシリーズで一番重要な試合「初戦」を
2日間ともノーフィッシュで終えました。
129人中35人がウェイインという「タフコンディション」
ただ、このタフコンディションというのは今まで何十試合も経験
しているので、今回釣れなかった理由にはなりません。
その中で、バスを持って帰れなかった自分は「まだまだ」であり、
反省をしなければいけません。
僕の場合「優勝」できた試合でも反省することは多々あります。
それが、今回の試合のように1匹のバスも獲れなかった場合は
「2日間すべての行動が間違っていた」ということであり、
試合では自信を持って行なっている「判断や決断」を覆される
ということでもあるので反省すべき点は「すべて」です。
バス持ちの写真はありませんが、
僕が湖上でとった日本一高い山、富士山の写真をどうぞ。
国際フィッシングショー。
3月23日、24日、25日はパシフィコ横浜で国際フィッシングショーが
開催されます。
セミナーの予定は
23日(土)12:00~13:00 プレゼンステージで「サイトマスター」
プロスタッフとして。
24日(日)10:00~11:00 プレゼンステージで「サイトマスター」
プロスタッフとして。
24日(日)エバーグリーンステージ 11:15~12:00で
「福島健の思考」をテーマに話させていただきます。
基本的に3日間ともエバーグリーンブースにいるので声をかけていただければ
EGプロステッカー福島verをプレゼントします。
「関東のマニアックな方々?」エバーグリーンブースでお待ちしてます。
今週末は、JBマスターズ初戦。
いよいよシーズン開幕です。
JBマスターズの初戦は河口湖。
毎年のように来ている湖、そして富士山。
TOP50、マスターズシリーズとダブルエントリーしている自分の
開幕戦はこの河口湖戦になることが多い。
どのシリーズでも初戦はかなり重要になるので気が抜けません。
まずは一年間使用するバスボートから準備です。
ストレージを開けて乾燥。
そして、タックルの整理。
河口湖はソフトルアーの使用禁止なのでボートから降ろしますが、
通常、ストレージの中ではワームを下側に、フックやシンカーを上側に整理しています。
ここで注目してほしいのはフックケース、シンカーケース、小物類などをを入れている
透明のプラスチックケース。(上の写真の左側)
このプラスチックケースとストレージ内にレールを取り付けて
左右にスライドするようにしています。(写真下)
スライドさせることで下のワーム類も取り出しやすくなり、時間に限りがあるトーナメントでも
「効率よくリグる」ことができるようになります。
このように「なんでも自分が使いやすいように手を加える」のが福島流。
(この他にも色々ありますがまた別の機会に紹介します。)
さらに、近くの野池で今回の試合で使うルアーの動きをチェック。
道具類(リューター、ヤスリなど)を持って行き、細かな調節をして終了です。
先週は、サンテレビ「The・Hit」の撮影で旧吉野川に行ってきました。
「早春のバス攻略」
放送は3月27日です。
よかったら見てください。
一軍
コンバットクランク60。
一見するとただのボロボロになったクランクベイトですが、僕からすれば
「素晴らしく輝いて見える」クランクベイトです。
理由としては
ただ使い込んだというだけでなく、「僕自身の使い方(リトリーブスピードや
ストラクチャーへのコンタクト方法など)を覚え込ませたクランクベイト」だからです。
使い込んでいくうちに、バスの歯形や岩などにぶつけた時の塗装の剥がれで
ルアーはボロボロに。
しかし、僕が考える一番のキモは「リップの削れ」。(写真左が新品、右が一軍)
使えば使うほどその人の形にリップが削れていき、
意図したとおりの泳ぎをしてくれるようになるというのが僕の考えです。
この二つのコンバットクランク60を並べるとやはり右の使い込んだ方を
僕は選んでしまいます。
もう一つこの使い込んだクランクを選ぶ理由があります。
あまり言いたくはないのですが、それは「音」。
コンバットクランク60の場合は重心移動システムを使っているので
キャストをするとルアー内部のウエイトが「移動して戻る」という動作を
繰り返しています。
その度にウエイトがルアー内部の「壁」に当たり続けることで
ビックバスが好むより低音の音へと変わっていくのです。
(カタカタという音からコトコトという音へ変わるイメージ)
ちなみに、この上の写真はワイルドハンチです。
ここまで使い続けると「いい味」をだしてくれます。
コンバットクランク60の僕なりの使い方を解説した動画です。
気になった方はチェックしてみて下さい。
さらに、この動画で解説しきれなかった「キモ」を知りたい方はコチラからどうぞ。
スピニングリール
僕が試合で使っているスピニングリールが
先日、オーバーホールをお願いしていたオフィスZPIより届きました。
ステラFW2500
10年以上前のモデルです。
いまだに?と思われるかもしれませんが今でも使っています。
その理由は・・・
ドラグ
スピニングリールの心臓と言っていいほど重要な部分。
ラインブレイクを防ぐために僕がドラグに求めるのは
「滑り出しが軽く、その後は適度な重みがある」というもの。
つまり、瞬発的なバスの突っ込みに対応する出だしの軽さを持ちながらも
ロッド、ラインの重みをバスに与え続けることでバスを浮かせる。
「軽い」と「重い」この相反するものをバランスよく両立していることが
重要だと思っています。
飛距離
最新のモデルと比べるとライントラブルが多いのですが、
その分を上回るぐらいのメリット(飛距離)が得られるリール。
特にライトリグ(ノーシンカーなど軽めのもの)をキャストする時、あと1m~2mの
飛距離はかなり重要で、サイトフィッシング時の遠くで見つけて遠くで食わす
という自分のスタイルには絶対に必要。
糸巻量は気持ち少なめ(上の写真)にすることと
ラインにテンションをかけて巻き取るために
ルアー回収時のハンドルを巻くスピードを速くするという独特の方法で
ライントラブルはほとんどなくなりました。
(糸ヨレ防止のためにもワームは真っ直ぐセッティングすることが絶対です。)
この2つが大きな理由ですが
細かく言えばスプールの径、ベールの返りの軽さ、
ドラグ調節の幅など他にもあります。
「速く巻く」という時に必要なのが、このハンドル。
これはZPIで特別に作ってもらった55mmロング仕様のもの。
特徴は、「巻き始めの軽さ」「速く巻く時のバランス(巻きやすさ)」「ファイト時
の力強いリーリング」
と、3拍子揃ったお気に入りのハンドルです。
とはいえ昨年からヴァンキッシュも使いはじめています。
新しいものも使いたいが、古い(こだわりを持っている)ものも使いたい。
これも相反することですが・・・
㊙部屋
夜な夜な
トーナメントシーズンが近ずくにつれて㊙部屋での作業が多く
なってきた今日この頃です。
時間を見つけては作業・作業・作業・・・
この散らかり具合が僕のモノ作りのなかでは重要です。
(ちなみに、この上の写真は作業前ですが・・・)
作ってはテスト、また作ってはテストと繰り返しているうちに机の上は
とんでもなく汚くなりますが、自分としては作業に集中している証し。
作業に集中しすぎて気が付けば夜中の2時~3時ということもありますが
自分の想像したものを形にし、それでバスを釣るという思いがあるので
僕にとっては、この部屋での時間が大切なものになっています。
ちなみに道具は通販やホームセンターなどで買い揃えていますが
自分が使いやすいように自作したり、工夫したりもしています。
リューターにはⅬ字型のクランクパーツを使用。
持ちやすく、細かい作業や微調整が格段にしやすくなる、お気に入りパーツの一つです。
ここ数日は、TOP50第1戦の早明浦ダムで使うルアー達を中心に
制作しています。
春の早明浦ダムでの試合は3年連続。過去二年間の試合で
秘かに使っていたルアーを修正・改善し、
その試合での経験から生まれた新たなアイデアも形にしているところです。
今の時点では㊙ですが、少しずつこのブログで紹介していきたいと
思っています。