C-4ジグ
先日、紹介しましたC-4ジグのチューニング。
エリート5の試合で狙っていたのが水深6m前後の背の短いウイード+湧き水や
溶岩帯の同じく6mラインで越冬を意識しているバスの群れ。
この、群れを釣るというのが今回C-4ジグをチューンニングした理由。
越冬を意識したバスは条件を満たしたエリアへ集まり群れを作るので
その群れの中に素早くジグをプレゼンテーションし、スピーディーに釣る、
そのためにチューニングを施したのが下の写真のC-4ジグ2.2g(ミントグリーン)です。
チューニング方法は簡単。ラバーをカットするだけなのですが、そのボリュームやバランス
そしてカットする本数など、 とことんこだわってカットしたのがこの写真のジグです。
チューニング後はラバーの本数を減らして、上下ともラバーは25本になるようにします。
ただ、減らすとは言ってもラバーを抜き取るのではなく、根元を3~5mm残してカット。
(ラバーを抜いてしまうと他のラバーも外れやすくなってしまうのでそれを防止するために、
そして根元のボリュームを残しておくため)
上側のラバーは元の長さより5mmほどカット。下側のラバーも元の長さよりランダムに
1cmほどカット。あと、ブラシガードはフッキングを優先していたために抜いてました。
これらをすることで、ラバーが受ける水の抵抗を減らしジグの沈下速度を上げ
水深6mのボトムでもジグを素早く操作して
食い渋ったバスにリアクションで口を使わせることができます。
そして、バスを釣ることで群れ全体の活性を上げてさらにスピーディーに釣る
というのがエリート5での戦略でした。
(こちらはノーマル)
普段はパッケージから取り出したものをそのまま使っていますが、
フォールスピードを上げたい時、リアクションを意識した動きを出したい時、
ラバーのボリュームを抑えシルエットを小さくしたい時にはこのようなチューニングをしています。
(もちろんラバーの本数やカット方法、全体的なバランスにこだわったノーマル状態のものも
福島チューンと言えますが・・・)
このパッケージに書かれているように
ランダムカットで釣れるシルエット、生命感を形にしたスカート。
ハングオフをしやすく根がかりにくいヘッド形状。
トレーラーをがっちりホールドし、セカンドバイトへ持ち込めるワイヤーキーパー。
姿勢を崩さないバランス。
それ以外にもフックのサイズ、ラバーの量、各カラーごとにラメの大きさや量、
組み合わせなどを僕自身が徹底的にこだわって作り上げたスモラバ。
シンプルなのに複雑、それがC-4ジグです。
フィッシングショーOSAKA
2013年フィッシングショーOSAKAが閉幕しました。
会場に足を運んでくれた皆さん、エバーグリーンブースへお越しいただいた
たくさんのファンの方々、ありがとうございました。
僕は2日間の大半の時間、エバーグリーンブースでお仕事でした。
そんな中、2日(土)はティムコブースで
サイトマスタープロスタッフの青木大介、川村光太郎、福島健の3人でセミナーを行ないました。
本来、ファンのみなさんに聞いてもらうためのセミナーなのですが、
川村君とは初対面だったのと、
大ちゃんとは普通に話しはしますがコアな話しはしたことがなかったので
「レンズカラーの使い分け」や「バスの探し方」など
2人の話しを僕自身が楽しく聞かせてもらった感じです。
3日(日)はエバーグリーンブースでセミナーでした。
昨年までと違い今年から一人でステージに立たせてもらうことになったので
正直、優勝がかかった試合より緊張したかもしれません・・・
内容は、僕が考える僕的な捉え方による「サイトフィッシングとは(イメージサイト)」、
「フィネスとは」、「食わせるためのテクニック」など。
そして、それらを踏まえたうえで「エリート5 での戦略や考え方(リズムクランキング)」などを
お話しさせてもらいました。
本当は言いたくない話しもあったのですが・・・
でも、それを楽しみにしているファンの方たちがいることを今回一人でセミナーを行って感じました。
僕も発信していく立場になり機会があれば今後このブログでも書いていこうと思っています。
ジャンケンビンゴでは無意識で➀を連発!!していました。(職業病か?)
次は国際フィッシングショー横浜でお会いしましょう。
フィッシングショーOSAKAのお知らせ
今週末の2日、3日はフィッシングショーOSAKA2013。
2日間ともエバーグリーンブースにいます。
今年もEGプロステッカー福島verをプレゼントします。
コンプリートを目指している方、マニアックな話を聞きたい方は、
僕を見つけたら気軽に声をかけてください。
セミナーの予定は、2日(土)ティムコステージAM10:45~11:30青木大介、川村光太郎、
福島健の3人で行います。
3日(日)エバーグリーンステージAM11:00~12:00の予定です。
オフシーズンということもあり㊙部屋での作業も多くなってます。
散らかってますが、これぐらいがちょうどいい感じです。(?)
と、こんな話にも興味がある方はEGブースにいるので声をかけて下さい。
ご挨拶。エリート5
この度、ブログを開設させていただくこととなりました。
このブログでは、僕のバスフィッシングに対する思考や着眼点など、色々なことを
発信していきたいと思っているので、僕の声(ken’s voice)を聞いてもらえればと
思っています。
1月25日 福島 健
エリート5
去年の11月に河口湖で行われたエリート5、クラシックと同様に優勝だけを
狙いにいく(いける)試合。この試合は優勝することがすべてであり、出場した全員が
同じことを思っていると思う。
結果は2位でしたが、このエリート5を楽しみにしている人や福島健ってどんな釣り
をするのか?と思っている人たちの前で、思いっきり釣りができたことだけは満足しています。
試合内容的には、釣りビジョンで放送されたようにシャローのサイトフィッシング、
ミドルレンジでの食わせ、そしてウィードアウトサイドエリアへのディープクランキングを
ローテーションするというもので、それぞれの釣りをミックスさせるというのがメインパターン
であり、釣り方ではなくタイミングや状況を読むということを意識していました。
サイトとミドルでの食わせに使用したのがC-4ジグ。
この写真のC-4ジグ(2.2gミントグリーン)は実際に使用していたもので釣り方に合わせた
チューニングをしています。詳しくは別の機会に紹介します。
そして、キッカーバス捕りとしていたディープクランキング。
ただ巻くだけではなく、キャスト~リーリング~ウイードを切るなどの作業を一体化し、
釣れるリズムを合わせていくというリズムクランキング。
ちなみにルアーはすべて、コンバットクランク480のグラスギルというカラーでした。