2013.05.01(水)
カテゴリー:トーナメント

ロッド1本という選択

先日のTOP50開幕戦。
2日目、3日目のフロントデッキにはランディングネットとロッド1本のみ。

もちろん、それには深い理由があります。

 

 

プラクティスでは、自分が考えられる限りのパターンを探していきます。

今回の試合で使えそうだったのは

・LBローラー、キッカーイーターのクランキング
・フットボールジグのリアクション
・冠水植物、ゴミ溜り撃ち
・ジグヘッドリグ
・ダウンショットリグ
・ネコリグ
・ノーシンカーリグ
・サイトフィッシング など

これだけの戦略を立て試合に臨もうとするとタックルの数は
10数セット必要に・・・

 

 

実際、試合初日のフロントデッキには10本以上の
タックルが並んでいました。

なぜ、2日目からフットボールジグのロッド1本に絞り込んだかというと
自分のやるべきことが解った」からです。

きっかけは1匹のバス。

初日の11時30分ぐらいまでは、「とりあえずライトリグで釣った
2500g」ぐらいのウエイトしか持っていなかったので、
キッカー狙いでフットボールジグへチェンジ。

そして、これまでのプラクティスで一度も釣りをしていない
「何気なく目に入った岩盤」で釣った1400gのバス。

この1匹のバスの「釣れ方」がすごく気になり、一度も釣りをしていない
場所をキーワードにして「見た目のいい岩盤をラン&ガン」。

短時間のうちにライトリグで釣ったバスをすべて入れ替えることができ
「これは上位にいける釣りだ」と確信したのです。
 

 

ラン&ガンというスタイルは「リズム」が大切になります。

2日目、3日目とフットボールジグロッド1本にしたのは
そのリズムを狂わせる原因となる「ある誘惑」を断つためでした。

それは・・・

初日のように「まずライトリグでキーパーを」という考えを断とうと思ったこと。
そして、釣りをしていると視界に入る「ゴミ溜り」や「見えバス」といった
別のパターンでの釣りに手を出さないようにと思ったからです。

それらの魚を狙えばリズムを崩してしまうという恐れがあったので
強制的にそれらの魚に手が出せないようにしてしまうという考えです。

そして何より、プラクティス、初日の状況から判断して
フットボールジグのランガンなら釣れるという確信があったので今回は、

 

ロッド1本という選択」になりました。