2013.11.21(木)
カテゴリー:トーナメント

クラシック終了。

2013年シーズン最後の試合となったジャパンスーパーバスクラシックを
13位で終えました。

 

 

前回のブログにも書いたように「優勝だけを狙う試合」。
僕自身が考える「勝てる魚」を狙う必要があり、
そのためには「リスクを度外視した試合展開が必要」であると考えていました。

この試合で狙っていた「勝てる魚」とは「一瞬だけ現れる」フィーディング系の足の
速いバス。

プラクティスの結果、北浦水系全域に「そのバス」が現れるスポットがあり、
そのバスを釣るためには「試合でも全域を釣る必要がある」と判断しました。

 

 

そして、タックルを絞り「スピーディーな釣り」を展開し、しかも見切りや移動のタイミングを
見誤らないよう意識して、「釣れるリズムをつくる」ということに狙いを定めました。 

 

 

初日、北浦本湖からスタートし下流域までのすべてのエリアをチェックするも
ノーフィッシュに終わりました。

正直、1日あれば数回のバイトがとれ3匹以上は釣れると思っていただけに
悔しい思いでした・・・

 

 

2日目、初日とはまわり方を変え下流域からスタート。

この日は「釣れるリズムをつくる」ことができ、狙いのバスを仕留め、トップウエイトを
出すことができました。

 

 

釣り方はワイルドハンチのカバークランキングがメイン。

そして、この釣りを成功させるために「絶対に必要」な物・・・

それは「根掛かり回収機」。

 

 

この水系にはテトラ、石積、蛇籠、捨て網、土嚢など、根掛かりする物が非常に多く
フィーディング系の足の速いバスが、一瞬それらのカバーに立ち寄るタイミングを狙う
というのが今回の釣りだったため、根掛かりが頻繁にありました。

しかし、「根掛かりは必然である」ということを踏まえての戦略だったので、
根掛かりが何回あっても「リズムを崩すことなく」1日集中して釣りをすることができました。

このことも、「釣れるリズムをつくる」ためには必要な考え方で、
結果、「2日目のトップウエイトに繋がった」と思います。

 

 

今回はカメラマン同船ででした。

試合の模様は12月末の「EG EXTREME」で配信予定なので
本気の釣り」を見ていただければと思います。
 

 

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2013.11.14(木)
カテゴリー:プラクティス, ボート, 未分類

プリプラ終了。オフリミット

 クラシックのプリプラを終了しました。

 

 

この時期の北浦はあまり経験がなかったのですが、少しづつ合わせて
いくようなプラクティスを進め、この時期の北浦に「体をなじませる」ような感じで
プラクティスを終えました。

今回のクラシックのような試合は、通常のシリーズ戦と違い
「優勝だけを狙う試合」であり、そのために伴うリスクは覚悟の上で思い切った
戦略を組むこともできるので、今年最後の試合を全力で行きたいと思います。

 

オフリミット

 

 

TOP50戦と違いクラシックはマスターズ戦と同じ4日間のオフリミットが
あります。
その期間は茨城県に滞在し、ボートのメンテナンスや掃除、タックルの整理を
しながらゆっくりと体を休めることができました。

 

そして・・
菊元さんブログでも紹介され、前々から機会があれば行きたいと思っていた
ヒラマサ」にチャレンジ。

 ABCの伊藤さん、WBSの小田島さんと共に鹿島港へ・・・

 

 

来ました!ヒラマサ!

 

 

久々に海の魚のパワーを体感することができ、釣りを楽しめました。
伊藤船長ありがとうございました 。
小田島さんお疲れ様です・・・

これで気持ちよく試合に集中することができるかな?
明日は直前プラクティスです。 

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2013.11.01(金)
カテゴリー:タックル

小物類

プラクティスや試合中など、様々な状況やトラブルに対応できるよう
僕のボートには色々な物を積んでいます。

予備のルアー、フック、シンカーは勿論、エレキのパーツや工具類など、
何かあれば湖上でも対応できるようにしています。

 

 

その中でも、すぐに取り出せる場所にはフック、シンカー類と一緒に
僕の釣りには絶対必要な使いやすい物だけを入れています。

 

 

これが取り出した小物類です。
順に紹介すると・・・

 

 

プライヤー
スプリットリングオープナーが付いている物はフック交換が素早くできるので
必ず付いている物を使用。

 

 

ハサミ
大きい物と小さい物を使い分けています。
ワームをまっすぐに切ったり、力が必要な時は大きい物、逆にラバーやワームの
先端など細かい物をカットする時には小さい物を使用。

 

 

オエオエ棒
喉の奥に掛かってしまったフックを簡単に外せるのがオエオエ棒。
バスに対するダメージも最小にとどめてくれるので持っておきたいアイテムの
一つです。

 

 

油性マジック(黒)
濁りが強くルアーを目立たせたい時にその場でルアーにペイントして使用。
 上の2つはワームに、下の2つはハードルアーやスピナーベイトのブレードなどに。

 

 

F-0プロシリーズ(オイル)
リールのベアリングやパーツへの使用は勿論、常に使いやすい状態をキープする
ためにハサミやプライヤーの潤滑にも使っています。

その他に写っている物もありますが、またこのブログで紹介します。

 

                                            

 

 

クラシックへ向けて準備。
野尻湖用のタックルから北浦用へ・・・
ロッド、リールの組み合わせ、ルアーの入れ替え、ライン交換。
フィールドが変わればタックルは勿論、気持ちの入れ替えも大事です。 

 

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2013.10.25(金)
カテゴリー:トーナメント, ㊙部屋

残すはジャパンスーパーバスクラシック

TOP50シリーズを終えて、ここ数日は緊張の糸が「ブチッ」と切れてしまった
感じがする今日この頃です。(毎年のことですが・・・)

最終戦を終えてからは、マスターズ最終戦野尻湖、サンテレビ「TheHit」
のロケの合間、秘密の部屋での作業に没頭していました。
(部屋での作業はシーズンイン?)

 

マスターズ野尻湖戦。

1戦~3戦まで全くいいところがなく迎えた最終戦。
朝の気温は「4度」というびっくりするような気温でプラクティススタート。

 

山には雪が積もっていました。

 

毎年恒例となったこの時期の野尻湖戦では、シャローでのサイト勝負という
気難しいスモールを相手にしていましたが、やはり今回も勝負してしまいました・・・

 

 

結果は「撃沈」でしたが、シャローにいる気難しいスモールこそ自分の狙うべき魚。
攻略できれば間違いなく「勝てる魚」であると確信しているからリスクを
負ってでも勝負したいと思わせられる「僕には魅力的な魚」なのです。

 また機会があれば「リベンジ」したいと思います。

 

TheHitロケ報告

 

(写真提供:SUN‐TV「TheHit」)

場所は高梁川です。
あのコンバットクランク60」で釣ったバスです。
放送は11月6日の予定です。

 

 

そして、いよいよシーズンイン?となったマル秘部屋での作業。
詳細は明かせませんが、来シーズンへ向けて色々な作業をしたいと思っています。
いずれ機会があれば紹介したいと思います。

残すはジャパンスーパーバスクラシック。
緊張の糸を結びなおして11月16~17日の北浦戦へ・・・

 

 

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2013.10.08(火)
カテゴリー:トーナメント

2013年TOP50シリーズ閉幕。

TOP50最終戦旧吉野川。

 

 

結果は4位。
今回の試合内容を振り返れば「上出来」でした。

プラクティスでのあまりの釣れなさに、相当厳しい試合になることは予想でき
一日の目標は3匹という「消極的な考え」を持ってしまう自分がいました。

メインパターンにしようと思っていたのは、LBローラー、チャターベイトでの巻きと、
フットボールジグ、テキサスリグでの撃ちの2パターン。

しかし、気になったことが1つ(というより1匹)。

それは、試合直前のプラクティス中に「」で釣った1匹のバス。
釣った場所と周りのシチュエーション、いままでの経験から「このバスは違う
ということ、そして「釣れる想像」を膨らますことができ、「きっかけ」を与えてくれる
バスだったということでした。

そんな考えの中、初日のスタートを迎えました。

 

 

初日、「まず全体を見よう」と思い、巻き、撃ちを中心に全域をランガンするも
ノーバイト・・・

そこで、気になっていた「壁」での釣りに切り替え、場所を探しながらの展開で
はあるものの2匹のバスをキャッチ。1,606g25位でスタート。

 

 

初日の状況から判断して2、3日目は「釣りの幅を狭く」していくことに。

バスの状態を特定できるフィーディング場所のみに集中して釣りをすることで、
順位を上げていくことができ、4位という結果につながりました。

 

 

3日間すべてのバスを釣ったのはヘラクレスプロト65UL、ステラFW2500ZPI、
バスザイルマジックハードR4Ib、ダウンショット0.6g(リーダー2mm)+フォール
シェイカー5.5インチの組み合わせでした。

僕が想像力を働かせた「壁」なのですが、これは高さのある護岸のことです。

その中でも護岸の幅が100m以上続くもので、ベイトを追って移動してきたバスが
フィーディングする場所というのを「ある程度特定する」(決めつける)というもの。

100m以上もあるストレッチというのが重要で同じような景色の中にある変化を
見逃さず、さらにその場所を2か所ほどに絞り込むというものです。
(これはこの時にしかわからない感覚でもあります)
実際ベイトを追って水面を割ったバスを2匹キャッチすることができ
「狙いは間違っていなかった」と思います。 

 

2013年度TOP50シリーズ全戦が終了しました。
年間成績は6位。

この1年で感じたことを一言でいうと「どんな状況でもバスを釣らなといけない」という
当たり前のこと。

釣れている時には自信(確信)があり、釣れていない時には自信がない(不安)
という心理(メンタル)をうまくコントロールすること。

改めて「釣れない時に釣る」ということの重要性を考えさせられました。

 

 

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