RMR55.5FK
以前にも紹介したステラ01モデル用ハンドル。
01年モデルですが、いまだに使っている方も多いと思います。
僕もいまだにこのスピニングリールを使っています。
理由は以前にもこのブログで書いたとうりです。
その中でも重要な部分でコダワリをもって使っているハンドル。
以前、ZPIで限定生産された01ステラ用ハンドルRMR55.5FKモデルが、
追加生産され3月上旬頃に発売予定だそうです。
今現在もこのリールを使っている方は、全体のフィーリングは勿論、巻き始めの軽さ、
フッキング後の巻初めの強さなどを間違いなく体感していただけると思います。
エリート5
釣りビジョン番組の年初めの恒例となったエリート5。
TOP50年間上位5名のみで行われる頂上決戦。
今回は福岡県遠賀川で開催され、結果はご存知のとうり4位。
プラクティスも4日ほど行いましたが、試合前日に台風が直撃・・・
フィールドが一度リセットされた状態での試合になりました。
そんな状況での試合だったので「一から始める」つもりでのスタートと
なりました。
スタート後どういった展開になるかは自分でも解らない状態でした。
思った通りの展開は無し・・・
ただ、1匹のバスが状況を一変させることも自分自身の経験としてあったので
そんなバスに出会うということがあればとも思っていました。
初日は1匹に終わってしまいましたが、1214gのグッドサイズのバス。
バンクシャッドによる1匹でしたが、その時の状況と釣れた時の感覚・・・
勝負をするに十分なバスだと思っていました。
2日目、事故的な要素が強い1匹でしたが、逆転を狙うにはこういったバスを
2~3匹ではなく5匹狙う必要があり「通す展開」になりましたが、2038gに終わり
ました。
メインとなったタックルはロッド・HFAS-65ULST、リール・ヴァンキッシュ2000ZPI
ライン・バスザイルR5lb、ルアー・バンクシャッドです。
いつもは使うリールは01ステラが多いのですが、今回はヴァンキッシュ2000も使用、
その理由としては巻く時のスピードを落としたいということ、自分のベストだと思うスピードを
リズムを崩さづ維持するためにスピニングでのマキモノの時は2000番のリールをよく
使っています。
HFAC-70HST
「70H」というロッドといえば、ラバージグやテキサスジグをカバー撃ち、
ズル引き、シェイクなどで多く使用されていると思います。
今回、FACTロッド第2弾として「HFAC-70HST」というロッドが
今月下旬に発売予定です。
このロッドの表記は「70HST」というようにソリッドティプを搭載したモデル。
いままでの70Hというロッドに「フィネス」という要素をプラスし「感じる」ことを
追及したロッドです。
ヘビーロッドといえばカバー撃ち
ルアーをカバーに入れて釣りをする場合、その殆どがラインを枝やゴミなどに
触れておりその分感度が下がります。
明確に解るバイト以外のバイト(微妙に重くなる、モゾモゾとした)も解るように
と思い作ったロッドです。
カバー撃ちといえばショートキャストやフリッピング&ピッチング
キャストする際にティップにルアーのウエイトをすぐにのせることで、
振り幅を抑えキャスト・コントロール性能をあげるという特徴もあります。
フッキング
ロッドの標準重量は134g。
シンプルで必要なパーツのみを装着し、塗装も見直しガイドもオールシングル
フットガイドを装着。
かなりの軽量化はできましたが、問題は「フッキングパワー」。
僕の中でフッキングの強さを上げるには、ロッドバランスが前重心の方が
力強いフッキングができると思っています。
しかし、操作性を上げるには後ろ重心の方がいい・・・
グリップエンドにはバランサーは入れていますが、フッキングの力強さと操作性のバランスを
考え調整しました。 (ロッド自体軽いのでそこまで解りにくいですが・・・)
実はこの調整が一番こだわったところかもしれません。
とはいえ、カバー撃ちだけでなくオープンウォーターでのズル引きやシェイク
などでもラインの重さを感じ、バスのバイトは勿論、ボトムの質を判断できるヘビーロッド
でもあります。
記憶に新しいのが、2012年TOP50最終戦、プロトロッドとして制作した
70HSTで優勝。
この時は5gテキサスリグをアシの際へキャストし水中にある朽ち果てたアシの根に
ライトテキサスリグをコンタクトさせながらスイミングさせるという釣りでした。
その時の詳しい内容はこちら
ロッドスペックでは1/4~1ozとなっていますが、5g前後のテキサスリグでもよく使用し、
ヘビーロッドとしては軽いルアーも使いやすくなっています。
年明け早々新たなロッドのガイドセッティングです。
飛距離、操作性は勿論このロッドは「鋭敏」なロッドに仕上げようと思います。
2014年。
2014年は僕のバスフィッシング人生の中で大きな転機の年に
なりました。
バスフィッシング、そしてトーナメント活動を続けていくうえで
欠かせないと思っていたこと・・・
それはバスフィッシングを中心とした「モノづくり」(ルアー、ロッド開発)
という環境の中に身を置くこと。
2014年はエバーグリーンNEWブランドとして[FACT]を立ち上げさせて
頂き、今まで秘密の部屋で作っていた「バスを釣るための道具」を
自分自身のためだけではなく「皆さんに提案していける立場」になったと
思っています。
2014年を振り返ろうと思いましたが、色々ありすぎて・・・
この1年間のトーナメントや出来事をこのブログで書いていたら
年を越してしまいそうなので・・・
2014年は「FACT]を立ち上げ新たなスタートラインに立った
ということが強く印象に残っています。
2014年、応援していただいた皆さんありがとうございました。
よいお年をお迎えください!