TOP50第4戦「桧原湖」
TOP50第4戦桧原湖での試合を終えました。
メインスポンサーでもあるエバーグリーンCUP・・・
何とか結果を残したかったのですが、総合成績は20位とダメダメ。
試合を終えてから反省することは多々あります・・・
また、今回のような試合でも多くの「収穫」があります。
結果も伴い釣れている試合より、何をやってもダメで釣れていない
試合の方が、今後の課題や色々と考えさせられる時間も多く、
今後の自分にとってプラスになるようにしていく必要があります。
その肝心の「収穫」なのですが、今後の試合展開や成績に大きく影響
するかもしれないので、シークレットといったところです。
さて、今回の桧原湖戦での試合内容なのですが、プリプラクティス~
公式プラクティスはいつものように行いました。
と、ここまではいつも通りの感じで試合当日を迎えました。
初日、朝一に入ったエリアで思うように釣れず・・・嫌な予感。
更に移動する先々でも思っていたようなバイトは得られずミスやバラしを
連発してしまい久しぶりに「嫌な焦り」を思い出すくらい・・・
メインで使用したのはボウワーム4.2インチワカサギカラーのネコリグと
昨年の野尻湖戦でも使用していたプロトの虫の2種類。
エリアやレンジをこまめに変え「その日バスの居場所を探す」というもの
だったのですが、「本当の狙いのバス」は仕留められませんでした。
2日目も同様の展開・・・
「何とか予選は通過した」と言える試合内容。
何かのキッカケを掴みリズムを合わせようと3日間もがき苦しみましたが、
何もできずに終了となりました。
しかし、収穫があったということは事実。
今後のトーナメントやルアー作りで役立てていきたいと思います。
試合後の1枚・・・
今江さんの一声で急遽結成された噂の「ベアーズ」です。(笑)
普段はゆるゆるな3人ですが、試合中は牙を剥いて襲い掛かる
かもしれません「熊出没注意」・・・
コチラの写真は、初めて「テディベアみたいやな」と言われた若かりし頃・・・
懐かしい。
リアルに桧原湖では熊出没注意です。
試合の度に目撃情報があり、実際僕も試合中に出会っているので、
陸っぱりをされる方はくれぐれも注意してください。
桧原湖プリプラ終了&ブンブン堺店イベント
TOP50第4戦「桧原湖」での練習を終えました。
相変わらずロケーションは素晴らしい・・・
今回のプラクティスの日程は7日間。
7日間みっちりと朝から夕方までというよりか、
ゆっくりと時間を使ったプラクティスを行いました。
宿泊している「こたかもりキャンプ場」からスロープまでは30秒ほど・・・
起きてからすぐにプラクティスを開始できるという環境はありがたい。
プラクティス前半の天気は曇りのち雨、肌寒いというよりか
寒いと感じる天気が続きました。
2週間後、試合当日でのバスのポジション・釣り方は変わっている
かもしれないですが、スモールマウスバスに合わせたリズムを
掴むということを重点にプラクティスを進めていきました。
アクティブなスモールはファイト中は勿論、ランディングネットに入れても
暴れまくり。
スモールマウスバスの場合は、ファイト時間を少なくするためにネット使用
しています。(何度も突っ込み口も小さいので・・・)
一方で、スモールよりおとなしい桧原湖ラージでもついでにネット使用・・・
プラクティス後半は天気も良く気圧・気温も上昇、減水・人的プレッシャーを
受けた状況で、少し試合当日に近そうな感じでのプラクティスを行えました。
ほぼ毎日スコールとの戦い・・・
北の方で降っていても南の方では降っていないということもよくあり、
しかも雷も伴っていることもあるので、まあまあ逃げていました。
ともあれ桧原湖でのプリプラは無事終了しました。
後は試合に向けての準備が待っています。
7月5日(日)PM15:00~19:00ブンブン堺店さんにて
イベントを開催させていただきます。
当日は、店頭アドバイス&セミナーそして抽選会を開催。
僕が使っているタックルも持参したいと思います。
皆さんのご来店をお持ちしています。
よろしくお願いします!!
E.G.EXTREME&ZPI動画
E.G.EXTREME Vol.25 CRAFT実釣解説動画が
アップされています。
霞・北浦水系での実釣でした。
この水系は1m前後の水深が多く、広くスピーディーに探るにはやはりクランクベイトなどの
ファーストムービング系のルアーは必要。
岸には多くのストラクチャー(アシ、杭、リッラップなど・・・)があり、
それらに潜むポストスポーンのバスを狙っていきました。
CRAFTに関しては以前のブログで書いてます。
ZPI動画
本日よりオフィスZPIよりキャスティングムービーin旧吉野川ご公開されています。
僕なりのリールに関する「コダワリ」やチューンを紹介しています。
キャスティング時のリールの音に関してはギリギリのチューンをしてもらっているので、
多少うるさいですが・・・
オイル、グリス系は極力少なくしてもらっています。
巻き心地の軽さやキャストフィールを自分の好きな感触にしているためです。
この動画は、TOP503戦の旧吉野川のプリプラクティスの時に撮影したので、
バスを釣るシーンがなくて申し訳ありません
TOP50第3戦旧吉野川
TOP50シリーズの折り返し点となった第3戦旧吉野川。
優勝することができました。
まず、応援して下さった方々、スポンサー各位、関係者の方々に
感謝申し上げます。
2012年のTOP50シリーズ最終戦「霞ヶ浦」で優勝して以来
3年ぶり、シリーズ通算4勝目をあげることができました。
僕の中で「優勝」というものは狙って勝ち取ることは不可能、
チャンスを捉え流れを引き寄せること・・・
その時々のフィールドを自分中心のリズムへと持っていくことが
できれば優勝へ近づけると考えています。
今回の旧吉野川戦・・・
2日目にそのチャンスが訪れ、流れを引き寄せ、自分のリズムへ見事に
持っていくことができました。
プリプラクティスでは、「いつも通り」の感じで行いフィールドの状況を
確かめ「感じる」プラクティスを行いました。
直前の2日間の公式プラクティスでは、今回の試合でメインエリアとなった
今切川でノーシンカーで2匹、旧吉野川上流のスモラバで釣った2匹のバス
のみ、その他の時間はフィールドの感触得ることにしていました。
僕の場合直前のプラクティスでも「感じる」程度にしています。
実際に本領を発揮しなければいけないのは、試合が開始されてから・・・
初日は満水日、今切川ノーシンカーで2匹、旧吉野川上流スモラバで2匹と
予想していたバスをキャッチし4匹3418gで9位という結果でした。
ただ、不安なことは2日目、3日目の減水日をどうするか、
というのも僕が狙っていたのはシャローの縦のストラクチャー。
水深1m前後の護岸、アシ、杭などの縦ストのシェードにつくポストスポーン
のバス。
減水日である2日目、3日目は約1mの減水、当然それまで狙っていた
縦ストは陸の上・・・
2日目、今切川からスタートしすぐに小さいながらもキーパーをキャッチするも
後が続かず移動、旧吉野川上流スモラバで流すもバイトはなく移動、
水が動き出すタイミングで旧吉野川下流のアシへ・・・
橋脚脇の杭で1匹キャッチし、小移動をしながら12時ぐらいにもう一度
今切川へ・・・
減水が進みそれまで狙っていたところは案の定陸の上、しかも引き波も
重なりシャローは濁ってかき回されている感じでした。
そんな状態のシャローできた1匹のバス、800g位のバスでしたが、
この試合の流れを決定づける1匹なりました。
この1匹のバスを釣ってからは、「縦ストについていたバス達は移動せず近くにいる」
と確信、徹底してシャローを攻め続けリミットメイク、さらに2匹入れ替えを行い
5匹4070gで4位、2位で予選通過となりました。
1位との差は902gしかも青木・・・
とはいえ、一番プレッシャーを感じているのは2位の自分ではなく
1位の青木選手であることは間違いなく、プレッシャーを与える側の自分の方が
リラックスしていたのかもしれません。
3日目、タックルは2セット、迷いは一切なく今切川のシャローへ・・・
「ゾーン」へ突入している自分を信じ釣れると確信しているエリアのみを
狙い続け12時までにリミット、帰着間際に1匹入れ替え
「今自分にできることをすべてだした」という感じで検量へ向かいました。
今シーズンからの決勝でのウエインは暫定トップの選手はホットシートへ
残るというハラハラドキドキのウエインショーです。
暫定1位で迎え残るは青木選手一人・・・
優勝が決まった瞬間ですが、疲れで声が出ませんでした。
1週間釣りをするより、決勝での6時間30分の方が遥かに疲れます。
(心地いい疲れでもありましたが・・・)
もう一つの疲れは体力的な疲れなのですが、とにかくキャスト数を
多くすることが重要だったので、ピックアップは勿論全力で回収し
無駄な動きも抑えるということが大切でした。
おそらく他の選手の2倍はキャストしています。
タックルは前回のブログに書いたFACTプロトロッド+レボLTXZPIに
バスザイルR10lbに3.5インチストレートワームをセットしたものを
2セット用意し、がまかつワーム329HD#2のガード付とノーマルの
フックを使い分けました。
試合直前に組み上げたロッドが、いきなりウイニングロッドになりましたが、
このロッド無しでは今回の優勝は無かっただろうというぐらい僕の中では
「かなりきてる」ロッドです。
「作った甲斐がありました」。
次戦は福島県桧原湖、来週にはプリプラクティス開始です。
プロト製作
旧吉野川でのプリプラクティスを終え、イベントや岡山日帰り
メンテナンスとバタバタしていましたが、合間を見てはコツコツ
ルアーやロッドを製作しています。
今、製作中のロッドは3年ほど前に作った「自分専用」のロッド。
(すべてですけど・・・)
FACTシリーズに追加できるよう調節しています。
この時期の㊙部屋は暑い・・・
たまに隣の自分の部屋で涼んで、作業を再開といった感じです。
リールを固定するフードナット、そのロッドの用途に合わせてサイズを
調節します。
今、製作中のロッドは、このフードナットのサイズが、パーミングのしやすさに
大きく影響するので、ミリ単位の調節をしています。(大袈裟ですけど・・・)
勿論、取り付けるガイドのサイズ、種類も数タイプ用意して
そのロッドに一番いい組み合わせを選んでいきます。
(今一番悩んでいるのはガイドの組み合わせ・・・)
ガイドの位置を決め、スレッドを巻き、コーティング。
グリップと組み合わせ、バランスをとれば完成です。
あとは、試投とテストで気付いたことがあれば調節していくというような
感じです。
(パーツ用のボックス、輝いて見えるのは自分だけ?)
一からすべて組み上げ(ブランクス以外)、各パーツを削り出して、
サイズや組み合わせなどをッ調節し、「理にかなった」(釣りがしやすい)ロッドに
仕上げています。
たまには・・・
ふらっと琵琶湖へ行ってみたり・・・
昼間は暑いので涼しい夜に洗車しています。(おすすめ)
来週末はTOP50第3戦「旧吉野川」です。
準備しないと・・・