FACTスカルピン
FACTスカルピンが発売されます。
今週末から店頭にならぶと思いますのでよろしく
お願いします。
このスカルピンを作ったのは、今から5年ぐらい前・・・
バスの大好きなゴリをイミテートしたルアーが欲しいと思い自作したのが
きっかけです。
その後、数タイプのモデル(サイズ、シルエット)を変えながらたどり着いたのが、
今の形状のスカルピン。
最終的に作り上げたスカルピンの原型です。
僕が一番ルアー作りで拘るのが、「自分目線で見たルアーのシルェット」
その見た目まで作っていくのが、僕のルアー作りの一つでもあります。
見た目といっても実際にイメージしているのは頭の中・・・
ルアーを削りながらもそのルアーに与えたい動き(アクション)も
加わるようにイメージし、調整しながら実釣で答えを出していきます。
試合では2013年開幕戦早明浦ダムでフットボールジグの「秘密のトレーラー」
として紹介していたのが、自作していた少し前の型のスカルピンです。
あの時は秘密にしていて紹介できませんでしたが、
フットボールジグのトレーラーとしてメインで使い3位入賞することが
できました。
特徴は背中に施されたシボ加工。
ボトムにいるゴリのようにシルエットだけが浮かび上がりあまり目立たないよう
艶を抑えました。
一見単調な見た目ですが、ボトムでのバスへのアピール効果は絶大です。
今回のスカルピンにはスペシャルなカラーを用意しました。
#52 ゴリ
一番ボトムで擬態させられるカラー。
砂をイメージした独特のカラーにホワイトラメを入れることでより自然な仕上がりに
なりました。
ボトムにいるゴリのようにみえませんか?
バス目線ではこんな感じかと思います。
リグは、ジグヘッド、ジグトレーラー、ネコリグ、テキサス、ダウンショットなど
ボトムを意識して使う方が、イメージしやすと思います。
カラー紹介
#01 グリーパンプキン・BK
#11 スカッパノン
#18 シークレットスモーク
#24 マッディークロー
#33 グリーンパンプキン・BL
#37 リバーシュリンプ
#45 ライトウォーターメロン
#51 ステルスシャッド
#52 ゴリ
#53 シークレットグリパン
以上の10色です。
魚探。
TOP50最終戦から導入した魚探。
ホンデックス HE-820 HE-840
今まで使っていたのが、フロントにHE-5700、リアにローランスHDS5
+ハミンバードサイドイメージ。
10年振り?くらいに魚探を買いかえました。
フロントにはHE-840に400Hzの振動子をセット。
前に使っていたHE-5700にも400Hzの振動子のみをセットしていました。
400Hzの振動子は他の周波数の振動子に比べれば魚探画面に映る映像は
やや寂しいところではありますが、確実に船の真下の映像を映してくれるので、
沈み物やシューティングでのバスの正確な位置を把握するのに使っています。
リアにはHE-820に200Hzの振動子をセット。
リンクケーブルをセットすることでポイントのマークが楽になりました。
(今更ですが・・・)
もう一つの今更は、ヘディングセンサー。
マークしたポイントに対しての自船の正確な位置(方向)がわかるので、
魚探画面だけを見ながらでもキャストできるぐらい位置関係が解ります。
もっと早く導入すればよかった・・・と思いました。
まだ、使いこなせていませんが、これからです。
TOP50最終戦 霞ヶ浦
TOP50最終戦を終え、翌週の野尻湖で開催される
マスターズ最終戦との間にあるシルバーウィーク中に報告しようと
思っていましたが、CLIMAX ERITE5桧原湖戦の日程が
マスターズ戦後すぐに開催ということもあり霞ヶ浦戦の後すぐに
息つく間もなく桧原湖へ・・・
霞ヶ浦→桧原湖→野尻湖→桧原湖という休みなしのスケジュール
の3週間でした。
遅くなりましたが、TOP50最終戦霞ヶ浦戦を報告したいと思います。
記録的な豪雨で大水害をもたらした台風18号・・・
会場となる潮来マリーナの桟橋もギリギリ使える感じでした。
(少し前までは完全に水没していたようです)
普段の水位より約60cmぐらいの増水で、この増水が今回の試合の
キーとなったことは間違いないです。
初日、スタートして向かった先は霞本湖の古渡のシャロー。
葦、ブッシュ、マンメイドストラクチャーをテキサス、リーダーレスダウンショット+
FACTプロトホグ系ワームで狙っていくという作戦でした。
実は、直前のプラクティスで手ごたえを感じていたのが、
普段は手を付けないような葦やブッシュがあるシャローエリアです。
今回メインとなったこの古渡ですが、直前のプラクティスでは2匹の
バスを釣っただけなのですが、「釣れる気配」を感じたのでそれ以上手を付けず
試合本番で勝負しようと思っていました。
初日、3855gで11位スタートでした。
2日目、釣り方やリズムは完全に合っていると思いながらのスタート。
目指すは霞本湖の古渡、「増水したシャローの奥ではなく手前側」をスピーディーに
攻めていき広いエリアを効率よく狙ってリミットを揃え、さらに日が差したタイミングで
ブッシュのシェード狙いで入れ替えを行い、この日トップウェイトとなる4390g。
予選を2位で通過することができました。
決勝の朝、ボートのデッキにはロッドが1本・・・
これは僕が優勝を狙う時のスタイル。
自分が確信した勝てる可能性があるバスを狙い、
押し通すと決めたからこその選択です。
結果、2匹1734g16位、最終成績は7位まで後退しましたが、
戦略に関しては「狙いにいった結果」なので全く後悔はしていません。
この試合では、3日間釣りビジョンのカメラが同船していますので、
そちらを見て頂ければすべてがわかると思います。
初回放送日 10月11日(日)22:00~です。
今回使ったタックルです。
ロッド:ヘラクレス FACT70HST
リール:レボエリートZPI
ライン:バスザイルR14lb
フック:がまかつワーム321 3/0
ルアー:FACTプロトホグ系ワーム
リグ:5gリーダーレスダウンショット
今回すべてのバスをキャッチしたプロトのホグ系ワームの残骸・・・
今回の試合を物語っています。
年間成績は4位で2015年TOP50シリーズを終えました。
応援していただいた皆さんありがとうございました。
作業部屋でのアイテム
ブログやFacebookでよく紹介している作業部屋。
ルアー・ロッドなどを作ったり、改造したりしているのですが、
その中で、切ったり削ったりという作業以外に役立つアイテム
の紹介です。
瞬間接着剤の硬化剤。
ルアーを「造形」していく中でよく使うのが瞬間接着剤。
物と物をくっつける際に必要不可欠で、すぐにくっついてくれる
のですが、作業中だと30秒以上も待っていられないので・・・
硬化剤を使うことで、スムーズに作業ができます。
水。
これは洗浄や最終仕上げの水研ぎなどに使っています。
耐水ペーパー(ヤスリ)1000~を使った仕上げに使うことが多く、
塗装前の下地作りにもよく使っています。
ガスバーナー。
強い火力が必要な特別な作業の時に使用。
取扱注意!!
簡易消火器。
作業部屋では「火」を使った作業も多く、何かあった時に対処できる
ようすぐそばにに置いています。
火を使う場合は用意しておくと安心です。
掃除機。
掃除用・・・
霞ヶ浦プリプラ終了。
TOP50最終戦霞ヶ浦。
10日間の長期プリプラクティスを終えました。
今回もLiMiTさんから出船です。
毎年のように開催されているフィールドで「プラクティスを10日間も」と
思われるかと思いますが 、トーナメントが行なわれるフィールドとしては
最大級の霞水系、湖が荒れた時など天候も考慮して長期の日程を組んで
プラクティスをしています。
今回のプラクティスでもチェックできていないエリアの方が多いです。
よく荒れるフィールドなので、バスボートの操船や状況を判断することも
この霞水系では釣りをすることと同じくらい必要になります。
今回のプラクティスでは、台風に影響か?京都を出発した時は夏(30℃以上)で、
茨城県に到着した時には秋(20℃ちょい)に・・・
湖もプラ前半は荒れた日が多く雨模様の日が続きました。
肝心のプラクティスの内容ですが、「いつもと変わらず」といった感じです。
試合当日へ向けての練習です。
プラクティス後半は天候がやや回復しました。
プラ前半に降った雨の影響か、霞本湖の水位が上がり横利根水門も
閉鎖されていました。
水位の上下はバスに色々な影響を与えるので、
プラクティス中に起こるこのような変化は見逃せません。
宿泊先からボートをランチングするスロープまでが近く
プラクティスを終えてから時間に少し余裕があったので、
ルアー製作を少々・・・
いつもは換気扇の前で削ったりしていますが、さすがに部屋を汚しては
いけないので、外へ出て車のヘッドライトの明かりで削り作業していました。
現場でモノ作りということもありかもしれません。