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2014年。
2014年は僕のバスフィッシング人生の中で大きな転機の年に
なりました。
バスフィッシング、そしてトーナメント活動を続けていくうえで
欠かせないと思っていたこと・・・
それはバスフィッシングを中心とした「モノづくり」(ルアー、ロッド開発)
という環境の中に身を置くこと。
2014年はエバーグリーンNEWブランドとして[FACT]を立ち上げさせて
頂き、今まで秘密の部屋で作っていた「バスを釣るための道具」を
自分自身のためだけではなく「皆さんに提案していける立場」になったと
思っています。
2014年を振り返ろうと思いましたが、色々ありすぎて・・・
この1年間のトーナメントや出来事をこのブログで書いていたら
年を越してしまいそうなので・・・
2014年は「FACT]を立ち上げ新たなスタートラインに立った
ということが強く印象に残っています。
2014年、応援していただいた皆さんありがとうございました。
よいお年をお迎えください!
オーバーホール
毎年この時期に必ず行なっているリールのオーバーホール。
スポンサーでもあるZPIへリールの発送です。
リールの数が多いのと、すべて送ると釣りに行けなくなるので
2回に分けてオーバーホールしてもらっています。
今使っているリールには自分が使いやすいチューニングをしてもらって
いますが、中でもソフトクラッチチューンは僕の釣りでは欠かせません。
ピッチングやショートキャストは勿論、キャスト時の一連の動作の流れをつくる
ためにもこのチューニングは絶対です。
鹿島港・・・
ABC(アズマバスボートクラブ)でのバスボートの
メンテナンスを終え、伊藤さんと小林君の3人で鹿島港へ行ってきました。
しかし・・・台風通過後で状況はあまりよくなく
今年最後のヒラマサチャレンジは不発に終わりました・・・残念!
一緒に行っていた小林君がワカシを釣ったのみでした。
しかし、ここからが凄かった・・・
その後、アジ、メバルを夕まずめに狙いに行ったのですが、
アジは勿論メバルが入れ食い状態に・・・
操船してもらっている伊藤さんをよそに2人で
良型のメバル(25㎤前後)をジャベリンジェット5g、7gで30匹以上を
1時間ほどで釣り楽しむことができました。
帰宅してからは部屋での作業再開です。
だいぶ散らかってますけど・・・
作業を進めればこれからもっと散らかると思います・・・
想像力
僕のバスフィッシングで重要視しているのが「想像力」です。
「想像力があるほどバスが釣れるようになる」というぐらい非常に重要なもの
だと考えています。
写真(上)は「バスの目線」に近づくように水中で撮ったC-4ジグ+
C-4シュリンプ。
足元近くやクリアウォーターではルアーの動きは確認することができますが、
水深がある場所やマッディーウォーターでは想像することが重要です。
僕の場合はクリアウォーターで「水中にあるルアーの動きを見ておく」ことで
その動きを自分の中に記憶しておき、見えない場所を釣るときも
その動きを頭の中で常にイメージしながら釣りをしています。
そうすることで、動かし方や動かすタイミング「食わせの間」などに自信、
確信を持てるようになり常に「釣れそう」という感覚でアクションを付けることが
できます。
写真のように水中の落ちた葉にルアーを絡ませた状態の動きや見え方も
クリアウォーターで見ておくと、より細かく想像できるようになります。
他にもウィード、岩、杭などでも同様にチェック。
水中にあるものを利用することで「ルアー(人工物)を自然に近づける」ことが
できます。
ただ実際は、自分の思った通りのアクションを出すということは
「見えない水中では実は難しいこと」です。
・水深
・ルアーとの距離
・ラインの角度
・ルアーのウエイト
などを考えて、実際目で見た動きに自分なりの想像力を働かせて
ルアーの動きを常にイメージしながら釣りをすることを重要視しています。
さらに特殊ななのが「バスに想像させる」という考え方。
これは「ルアーを隠す」という釣り方で、障害物の陰などにルアーを入れて
見えにくくすることで、バスの方が「何がいるのか?」と想像してくれます。
これは、バスにスイッチを入れるテクニックの一つで「釣りにくいバス」によく
使う攻め方です。
見えているバスを相手にして、バスがルアーにどう反応しているのかを見ておく
ことで見えないところを釣っているときでも、バスの動きを想像できるようになり
集中力を切らさずに釣り続けることができます。
また、「想像力」というのは僕の場合「ものづくり」そのものであり
「想像したものを形にしていく」という楽しさがあります。
C-4シュリンプを作ったのも自分の経験に基づきカラーや各パーツは勿論、
見た目のシルエットを大切にして「バスの目線」を想像して作りました。
バスの目線でのC-4シュリンプ。
こちらの写真はルアーを動かして塵や埃を巻き上げたもので
「シルエット」だけがうっすらと見えるというもの。
僕にとってこの写真は「想像力をかきたてられる」ものであり
このルアーを作ってよかったと思える一枚です。