2013.12.14(土)
カテゴリー:ルアー, 未分類

想像力

僕のバスフィッシングで重要視しているのが「想像力」です。

想像力があるほどバスが釣れるようになる」というぐらい非常に重要なもの
だと考えています。 

 

 

写真(上)は「バスの目線」に近づくように水中で撮ったC-4ジグ+
C-4シュリンプ。

足元近くやクリアウォーターではルアーの動きは確認することができますが、
水深がある場所やマッディーウォーターでは想像することが重要です。

僕の場合はクリアウォーターで「水中にあるルアーの動きを見ておく」ことで
その動きを自分の中に記憶しておき、見えない場所を釣るときも
その動きを頭の中で常にイメージしながら釣りをしています。

そうすることで、動かし方や動かすタイミング「食わせの間」などに自信、
確信を持てるようになり常に「釣れそう」という感覚でアクションを付けることが
できます。

 

 

写真のように水中の落ちた葉にルアーを絡ませた状態の動きや見え方も
クリアウォーターで見ておくと、より細かく想像できるようになります。

他にもウィード、岩、杭などでも同様にチェック。
水中にあるものを利用することで「ルアー(人工物)を自然に近づける」ことが
できます。 

 

ただ実際は、自分の思った通りのアクションを出すということは
見えない水中では実は難しいこと」です。 

・水深
・ルアーとの距離
・ラインの角度
・ルアーのウエイト
などを考えて、実際目で見た動きに自分なりの想像力を働かせて
ルアーの動きを常にイメージしながら釣りをすることを重要視しています。

  

 

さらに特殊ななのが「バスに想像させる」という考え方。

これは「ルアーを隠す」という釣り方で、障害物の陰などにルアーを入れて
見えにくくすることで、バスの方が「何がいるのか?」と想像してくれます。

これは、バスにスイッチを入れるテクニックの一つで「釣りにくいバス」によく
使う攻め方です。

見えているバスを相手にして、バスがルアーにどう反応しているのかを見ておく
ことで見えないところを釣っているときでも、バスの動きを想像できるようになり
集中力を切らさずに釣り続けることができます。 

 

また、「想像力」というのは僕の場合「ものづくり」そのものであり
想像したものを形にしていく」という楽しさがあります。 

C-4シュリンプを作ったのも自分の経験に基づきカラーや各パーツは勿論、
見た目のシルエットを大切にして「バスの目線」を想像して作りました。

 

 

バスの目線でのC-4シュリンプ。

 

 

こちらの写真はルアーを動かして塵や埃を巻き上げたもので
シルエット」だけがうっすらと見えるというもの。

僕にとってこの写真は「想像力をかきたてられる」ものであり
このルアーを作ってよかったと思える一枚です。