「トーナメント」 のアーカイブ

2014.06.11(水)
カテゴリー:タックル, トーナメント, 動画

JBTOP50 北浦戦

TOP50北浦戦が終了しました。
結果は5位入賞することができました。

 

 

3日間大荒れの天候。

 

 

予定では多くのエリアをランガンしようと思っていましたが、
湖の半分以上は全く釣りにならない状態で、行きたい場所もすべては行けず・・・

しかし前向きに、「いつも以上にエリアや釣り方を絞り込む
という戦略に切り替えることにしました。 

 

 

そして、この悪天候を味方につけようと思い絞り込んだエリアは
下流域の風裏となる葦。

そこは、通常の水位では魅力のない葦なのですが、この大雨による増水で
バスが差してきている感じでした。

実際、試合中にも水位はみるみる上昇し、狙える場所が増えていった
という感じです。

実は、直前のプラクティス中に葦の前で4~5匹でフィーディングしている
アフター回復系バスを見つけ
観察していました。

水の色が他の場所よりも少しクリアーだったので
見ていた時に発見したのですが、

・バスの泳ぐスピード
・ストラクチャーとの距離
・ルアーに気付く距離
・プレッシャー

など、色々な発見ができたことが、今回の戦略にかなり役立ちました。 

 

 

釣り方はノーシンカーリグによるフォール&跳ね上げアクション
だったのですが、最も重要だったのはタックル。
6フィートのショートロッドとレボLTXZPIチューンを使用することで、

・風が吹く中、10cm四方のピンスポットへ軽いルアーを低弾道で
 正確に送り込むことができる
・軽いルアーを操作しやすく小さなアタリも取りやすい 
・接近戦での取り回しが良い

などの理由で今回のメインタックルとして使用していました。

 

 

最終日はほぼこのタックルをメインにして4485gをウエイン。
3日間ウエイトを上げていくという理想どおりの展開ができたということが
入賞につながりました。 

タックルデータ

メインタックル

プロト60M ST レボLTX(ZPIフルチューン) 
バスザイルR8lb 3インチストレートノーシンカー

メインエリアを休ませるためのフォロー用

ソリッドセンサー61ULST ステラ01ZPI 
バスザイルR4lb ボウワーム4.2インチ1.8gダウンショット

 

GoPro

 

また、今回の試合のプリプラクティスからGoProを導入しています。

プリプラクティス~試合までの流れや試合とプラとの違いなど、
なかなか普段お見せすることができない映像を記録しているので、
少しずつこのブログで紹介していきたいと思います。 

 

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2014.04.09(水)
カテゴリー:トーナメント

JBTOP50開幕戦 七色ダム

2014年TOP50シリーズ開幕戦を終えました。

結果は21位。

 

 

3月から始まった今回の七色ダムでの8日間に及ぶプラクティス。
その中で僕が最も重要だと考えている「鍵となるバス」を見つけられなかったというのが
この結果だと思います。

この鍵となるバスというのは、サイズや数ではなく「自分にとって価値のあるバス
といったもので、プラクティスだけではなく試合中にも見つけることができるバスなのですが、
今回の試合では見つけられませんでした・・・

 

 

試合内容ですが、メインは西の川、北山川のバックウォーターでのサイトフィッシング。

冷え込みやプレッシャーで想像以上に見えバスの数は少なく
他の選手と数少ないバスを狙い合うという展開。

他のバスを狙いに行きたい気持ちはありましたが「見えていない」自分にその判断は
できず「押し通してしまった」といった感じです。 

 

 

このような試合は僕にとってはトーナメントを戦っていく上で勉強になり重要です。 

次の試合への「モチベーション」にするという考えや「気付かされる」ということ、
何より「この先の自分にはプラスになる」と思っています。

まあ「悔しい」ということに変わりはありませんが・・・

 

TOP50第2戦は茨城県北浦です。
その前に今週末のマスターズ第2戦の三瀬谷ダムを頑張ります。 

 

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2014.01.21(火)
カテゴリー:トーナメント

EGエクストリーム北浦戦 後編

前回の「EGエクストリーム北浦戦 前編」で初日の模様は
ご覧いただけたと思います。

 今回は2日目の模様です。

 

 

 

初日は、自信のあった「クランキング+ラン&ガン」という戦略を行なったものの
「0」という結果に終わりました。

この「0」というのは試合では絶対に避けたいもの。
自然を相手にしているので、その可能性があるというのは皆が解っていること
ですが・・・

その試合で「0」をやってしまうとエリアや狙い方を変更し、組み立て直して
確実に1匹を釣るという考え方も必要なのですが、(ライトリグなど釣り方の変更)
僕は今回の試合で狙っている魚を変更するつもりはありませんでした。

バスは釣れませんでしたが、「フィールドのコンディションを肌で感じた」ところ
この戦略で間違っていないと思っていました。 

ただの「0」ではなく可能性を秘めた「0」だったからです。

 

 

 

2日目、狙い方は変えなかったのですが、朝一番に入るエリアを変更。
(初日は北浦本湖から 2日目は北浦下流域浪逆エリアから)

狙い方は変えずにエリアやスポットに入る「時間」を変えることで、
初日とは違ったタイミングでバスを探すという感じです。

一匹目は捨て網にスタックしたルアーにバイト。
根がかった時でも「バスがバイトするかもしれない」と思いながら釣りをしていたから
獲れた一匹。

ラッキーな一匹ではありますが、「今までの経験上このような魚はいい流れ」を
呼び込む場合が多く、初日からの流れを変える一匹だったということです。

 

ルアーはワイルドハンチ。
カラーはブリーディングブラウンクロー。

 

 

この試合では他にブリーディングレッドクローも投げていました。 

僕の場合、ワイルドハンチを使う時の8割方はこの2色を使っています。
理由は、「釣れるから」・・・

僕の中には「そう言えるだけの実績がある」ということです。

 

 

その後の展開は映像の方を見てもらえればと思います。

初日と2日目の違いを・・・

同じルアーを使っても「考え方や感じ方によって釣果は変わる」ということです。

 

 

 

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2014.01.09(木)
カテゴリー:トーナメント

EGエクストリーム北浦戦 前編

昨年の12月に配信されたEGエクストリームVol.13北浦戦。

 

 

試合後のブログにも書いたように、この試合は「勝てる魚」を追い求めて
いきました。

追い求める」というように、今回の試合では「ラン&ガン」でとにかく
バスボートで走り「バスを追いかける」といった感じでした。

映像では20分ほどに編集されていますが、
実際初日は7時間の中で、北浦北端のエリアから南のエリアまで
30ヶ所以上のスポットを狙い走り回りました。

一か所にかける時間はドックなら10分。
リーズやリップラップなら20分ほどで移動といった感じです。

 

 

また、効率とスピードを上げるために根がかり回収機は伸ばしたままデッキに置く、
移動距離が短ければエレキは上げずに移動と、細かなところに注意をしていました。

初日は残念な結果でしたが、2日目は狙っていたバスを仕留めているので
よかったら見てください。

 

EG EXTREME Vol.14 予告映像

 

≪P.S.≫一日に30~40ヶ所以上のスポットをラン&ガンするには相当な
体力が必要です。
デッキの移動、エレキの上げ下げ、操船・・・
足腰を鍛えるといった意味でも体力作りは必要です。

 

 

僕の場合は自転車です。

 

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2013.11.21(木)
カテゴリー:トーナメント

クラシック終了。

2013年シーズン最後の試合となったジャパンスーパーバスクラシックを
13位で終えました。

 

 

前回のブログにも書いたように「優勝だけを狙う試合」。
僕自身が考える「勝てる魚」を狙う必要があり、
そのためには「リスクを度外視した試合展開が必要」であると考えていました。

この試合で狙っていた「勝てる魚」とは「一瞬だけ現れる」フィーディング系の足の
速いバス。

プラクティスの結果、北浦水系全域に「そのバス」が現れるスポットがあり、
そのバスを釣るためには「試合でも全域を釣る必要がある」と判断しました。

 

 

そして、タックルを絞り「スピーディーな釣り」を展開し、しかも見切りや移動のタイミングを
見誤らないよう意識して、「釣れるリズムをつくる」ということに狙いを定めました。 

 

 

初日、北浦本湖からスタートし下流域までのすべてのエリアをチェックするも
ノーフィッシュに終わりました。

正直、1日あれば数回のバイトがとれ3匹以上は釣れると思っていただけに
悔しい思いでした・・・

 

 

2日目、初日とはまわり方を変え下流域からスタート。

この日は「釣れるリズムをつくる」ことができ、狙いのバスを仕留め、トップウエイトを
出すことができました。

 

 

釣り方はワイルドハンチのカバークランキングがメイン。

そして、この釣りを成功させるために「絶対に必要」な物・・・

それは「根掛かり回収機」。

 

 

この水系にはテトラ、石積、蛇籠、捨て網、土嚢など、根掛かりする物が非常に多く
フィーディング系の足の速いバスが、一瞬それらのカバーに立ち寄るタイミングを狙う
というのが今回の釣りだったため、根掛かりが頻繁にありました。

しかし、「根掛かりは必然である」ということを踏まえての戦略だったので、
根掛かりが何回あっても「リズムを崩すことなく」1日集中して釣りをすることができました。

このことも、「釣れるリズムをつくる」ためには必要な考え方で、
結果、「2日目のトップウエイトに繋がった」と思います。

 

 

今回はカメラマン同船ででした。

試合の模様は12月末の「EG EXTREME」で配信予定なので
本気の釣り」を見ていただければと思います。
 

 

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