「タックル」 のアーカイブ
プロト製作
旧吉野川でのプリプラクティスを終え、イベントや岡山日帰り
メンテナンスとバタバタしていましたが、合間を見てはコツコツ
ルアーやロッドを製作しています。
今、製作中のロッドは3年ほど前に作った「自分専用」のロッド。
(すべてですけど・・・)
FACTシリーズに追加できるよう調節しています。
この時期の㊙部屋は暑い・・・
たまに隣の自分の部屋で涼んで、作業を再開といった感じです。
リールを固定するフードナット、そのロッドの用途に合わせてサイズを
調節します。
今、製作中のロッドは、このフードナットのサイズが、パーミングのしやすさに
大きく影響するので、ミリ単位の調節をしています。(大袈裟ですけど・・・)
勿論、取り付けるガイドのサイズ、種類も数タイプ用意して
そのロッドに一番いい組み合わせを選んでいきます。
(今一番悩んでいるのはガイドの組み合わせ・・・)
ガイドの位置を決め、スレッドを巻き、コーティング。
グリップと組み合わせ、バランスをとれば完成です。
あとは、試投とテストで気付いたことがあれば調節していくというような
感じです。
(パーツ用のボックス、輝いて見えるのは自分だけ?)
一からすべて組み上げ(ブランクス以外)、各パーツを削り出して、
サイズや組み合わせなどをッ調節し、「理にかなった」(釣りがしやすい)ロッドに
仕上げています。
たまには・・・
ふらっと琵琶湖へ行ってみたり・・・
昼間は暑いので涼しい夜に洗車しています。(おすすめ)
来週末はTOP50第3戦「旧吉野川」です。
準備しないと・・・
HFAC-67MHST
HFAC-67MHST
このロッドを作るきっかけとなったのはフットボールジグ、
10g前後のテキサスリグ、ヘビーダウンショットなど
自分が「思う通りに操作したい」という思いで作りました。
そこでまず67MHというスペックに注目。
「強すぎず弱すぎない、長すぎず短すぎない」という基本的で使いやすいという
ロッドなのですが、何か物足りない・・・
僕はそのロッドにさらに技術的な部分(ソリッドティップ)を加えて
「ロッドを強く」しました。
ロッドを強くという意味は、硬さや強度ではなく「技術を上げる」ということ、
バスを釣るためには様々なロッドでの操作が必要です。
その中で感じていたのが、ラインを操作するということでした。
ここ数年、僕が最も重要だと思っていたのが、ロッドを使ってルアーを
操作するのではなく「ロッドとラインを使ってルアーを操作する」ということ
です。
これは、HFAC-66MSTやHFAC-70HSTにも言えることですが、
ソリッドティップを加えることによりバスを釣るうえで「強靭な武器」なり
強いロッドになると思っています。
TOP50の試合でも結果に貢献しています。
フットボールジグ+ロッド1本で攻略した早明浦ダム戦の時
に使用したロッドは自作した67MHSTでした。
その時の内容はこちら
FACT HFACー66MST
シーズン開幕に向け準備・準備の日が続いています。
今日は、天気も良く準備するには最高で、ルアーの整理や
振動子の配線、ボート整備をしていました。
パッケージの詰め替え作業&モエパウ漬け・・・
フック・シンカーボックス整理などの作業をしながら
「モード」の切り替えを行っていました。
さて、話は変わりますが「FACT HFAC-66MST」が、そろそろ発売
されていると思います。
このロッドの解説を少し・・・
ベイトフィネス全般に使うロッドで、「全般」というだけあって使用する
ルアー・リグは、スモラバ・ネコリグ・ダウンショット・テキサスリグ
・ノーシンカー・スモールクランク・シャッドなど幅広く「ライトウエイト」
のルアーを操作しやすいロッドです。
その「操作」(キャストを含む)をしやすくするため、テーパーは
ややレギュラーより、勿論ソリッドティップを搭載しています。
ソリッドティップに関するロッドコンセプトはコチラ
軽量のルアーを気持ちよくキャストするためロッドテーパーもですが、
ガイドもFuji TORZITEリングを使用、内径が大きくなりキャスト時の
ラインの抜けがよく軽量のルアーを「やわらかくキャスト」しやすくなります。
フィールドによっては3・4セットボートに積んでいることもあり使用頻度が
高いロッドです。
HFAC-70HST
「70H」というロッドといえば、ラバージグやテキサスジグをカバー撃ち、
ズル引き、シェイクなどで多く使用されていると思います。
今回、FACTロッド第2弾として「HFAC-70HST」というロッドが
今月下旬に発売予定です。
このロッドの表記は「70HST」というようにソリッドティプを搭載したモデル。
いままでの70Hというロッドに「フィネス」という要素をプラスし「感じる」ことを
追及したロッドです。
ヘビーロッドといえばカバー撃ち
ルアーをカバーに入れて釣りをする場合、その殆どがラインを枝やゴミなどに
触れておりその分感度が下がります。
明確に解るバイト以外のバイト(微妙に重くなる、モゾモゾとした)も解るように
と思い作ったロッドです。
カバー撃ちといえばショートキャストやフリッピング&ピッチング
キャストする際にティップにルアーのウエイトをすぐにのせることで、
振り幅を抑えキャスト・コントロール性能をあげるという特徴もあります。
フッキング
ロッドの標準重量は134g。
シンプルで必要なパーツのみを装着し、塗装も見直しガイドもオールシングル
フットガイドを装着。
かなりの軽量化はできましたが、問題は「フッキングパワー」。
僕の中でフッキングの強さを上げるには、ロッドバランスが前重心の方が
力強いフッキングができると思っています。
しかし、操作性を上げるには後ろ重心の方がいい・・・
グリップエンドにはバランサーは入れていますが、フッキングの力強さと操作性のバランスを
考え調整しました。 (ロッド自体軽いのでそこまで解りにくいですが・・・)
実はこの調整が一番こだわったところかもしれません。
とはいえ、カバー撃ちだけでなくオープンウォーターでのズル引きやシェイク
などでもラインの重さを感じ、バスのバイトは勿論、ボトムの質を判断できるヘビーロッド
でもあります。
記憶に新しいのが、2012年TOP50最終戦、プロトロッドとして制作した
70HSTで優勝。
この時は5gテキサスリグをアシの際へキャストし水中にある朽ち果てたアシの根に
ライトテキサスリグをコンタクトさせながらスイミングさせるという釣りでした。
その時の詳しい内容はこちら
ロッドスペックでは1/4~1ozとなっていますが、5g前後のテキサスリグでもよく使用し、
ヘビーロッドとしては軽いルアーも使いやすくなっています。
年明け早々新たなロッドのガイドセッティングです。
飛距離、操作性は勿論このロッドは「鋭敏」なロッドに仕上げようと思います。