「タックル」 のアーカイブ
LDマスター
がまかつから僕がプロデュースさせていただいた
オフセットフック「LDマスター」が発売されました。
「LD」とはリーダーレスダウンショットの略。
リーダーレスダウンショットリグを使用することを前提に
追求したフックです。
(勿論、テキサスリグやノーシンカーリグにも使えます)
「釣れるフック」をコンセプトに開発。
ワームとの一体感やワームのコンセプト、その能力をを
最大限に発揮できるためのフックが欲しくプロデュース
させていただきました。
サイズは#1、1/0、2/0、3/0、4/0の5サイズ。
T.G.W(トーナメントグレードワイヤー)、
ナノスムースコートを採用。
線径を従来のオフセットフックより太めに設定し、
剛性を上げることで「刺さりやすく強いフック」に
仕上げました。
その特徴ですが・・・
アイは通常のフックよりもかなり大きめです。
これによりリーダーレスダウンショット使用時の
「自由度」を上げストレスをなくし安定させています。
フロントのシャンクを長く、クランク部は角度をつけ
ワームのホールド性を上げています。
また、フロント側のゲイブ幅を狭くし、更にシャンクの
部分をストレートにすることで、ワームの横倒れを
抑えています。
参考までに、
従来のオフセットフックとLDマスターの差はこんな
感じです。
(#3/0)
ボトムでの姿勢を追及。
姿勢が良い状態を続けることができるので、
ボトムを這う甲殻類の自然な状態を演出できます。
後方からのバイトや前方からのバイト、360度
全方向からのバイトにラージアイがスムーズに対応。
また、バイト~フッキング時にも姿勢がいい状態が
続くため上アゴのセンター付近にフックングできる
ことが多くバラしにくいということがあります。
FACTフラップクローは大きな爪が特徴ですが、
更にその爪をワームのセンターラインより下方向へ
膨らませることで、フックがセットされた状態でも
ワームを安定させ横倒れしにくいという特徴を
「目的をもったデザイン」として作りました。
(自賛・・・)
写真上はLDマスターと従来のオフセットフックを装着
した例。
「見た目」もそうですが、姿勢が大事ということがよく
わかります。
がまかつLDマスター
製品詳細はこちら
FACT 65M
FACT 65M発売。
FACTでは初のチューブラーロッド。
「一言で言えばテクニカルな巻きロッド」です。
巻きの釣りと言えば、キャスト~リーリングを繰り返して
いていますが、その中に「操作する」ということを
付け加えたロッド。
ロッドスペックは6.5フィート・ミディアムアクション
レギュラーテーパー。
操作がしやすくキャスト&ルアーのコントロール、
取り回しが良くバイトも取りやすい「細かな操作で
巻き物での食わせ」ができるロッドです。
また、開発コンセプトの一つとしてある「湿ったフィーリング」。
高感度ロッドは「感じすぎてしまう」ことで乗りにくい(弾く)
ということが多く、あえてワンテンポ遅らせてバイトを感じる
ことでルアーを吸い込ませるという
「感じるけど感じ過ぎないという感覚」が湿ったフィーリング
です。
詳しくはコチラ
FACTロッドとしては初のオール塗装。
これは「あえてブランクスの重量アップ」することで
トルクを少し上げることと、ロッドのバランスを上方向ではなく、
巻きのロッドに最適な斜め下方向へ持っていくことで
「安定したポジション」で釣りができるようにしました。
ガイドサイズ&セッティング、各パーツのサイズも
自分で調整し組み上げてベストなモノに仕上げて
いきました。
ファーストサンプルを作ったのが2015年。
4軸やレジンの量を調節しながら数タイプのプロトロッドを
経てFACT65Mが完成しました。
写真左の白いロッドは、同時に作ったグラスロッドの
サンプルです。
このロッドが最終的には低弾性カーボンのFACT66MLに
なります。
勿論、試合でも使用頻度は高いロッドの一つ。
主にスピナーベイト、チャターベイト、小型クランク、
シャッド、スイムベイトなど巻きモノのロッドのメインとして
使用しています。
6.5フィート・Mレギュラーテーパーの「普通のロッド」ですが、
すべてに意味を持たせたロッドに仕上げました。
僕の中で、ソリッドティップロッドはティップ、ベリー、
バットを使って釣りをするのに対し、チューブラーロッドは
ロッド全体を使って釣りをするイメージです。
始動。
いよいよ開幕戦に向け行動開始です。
その前に緊急ミーティングでEGへ・・・
無事に問題も解決、ついでに水槽でルアテ。
先ずは恒例のタックルの準備から。
ルアー、ジグ、フック、シンカーなどの小物類の補充から
始まり・・・
ロッド、リール、ライン、ルアーを遠賀川をイメージして
ワクワクしながらセッティング。(この時間が最高に楽しい)
遠賀川でのプリプラクティス後はマスターズ開幕戦のため
河口湖へ移動するのでその準備をしないといけません。
約2週間の遠征の始まりです。
桧原戦に向け・・・
桧原湖でのプリプラクティス終え
色々と準備です。
帰ってすぐにロッドをいじりました。
プラクティスでの内容を考えながら、ガイドやセッティングなど
仕様を変えて進化させていきました。
より自分の「理」にかなったロッド(ルアーも同じですが・・・)
を作っていくために、試合やプラクティスというのは最も大切です。
涼しくなった夕方には色々と考えながらチャリ・・・
2日にはエバーグリーンでミーティング。
毎回、頭がパンクしそうになるくらいみっちりとした内容・・・
テスト水槽ではいろんな発見があります。
昨日はZPIミーティング。
コチラのリールについてあれやこれや・・・と。
これからタックル整理、明日の夜には出発です。
今週末・・・
今週末は、TOP50第3戦「七色ダム」です。
自然豊かな七色ダム。
大きな人工物といえば旧発電所くらいで、水際にはオーバーハング、
水中には立木が多く森をそのまま沈めたような所です。
どんな結果になるかはわかりませんが、「いつもどうり」に
やるだけです。
準備完了。
明日には七色ダム入り、さらに準備です。
最近、試しているNEWリール・・・
ダイワSTEEZ、ピュアフィッシングRevoMGX、
シマノNEWヴァンキッシュと新しいリールをフールドで使って
自分に合うモノを探しています。