「2013年10月」 のアーカイブ
残すはジャパンスーパーバスクラシック
TOP50シリーズを終えて、ここ数日は緊張の糸が「ブチッ」と切れてしまった
感じがする今日この頃です。(毎年のことですが・・・)
最終戦を終えてからは、マスターズ最終戦野尻湖、サンテレビ「TheHit」
のロケの合間、秘密の部屋での作業に没頭していました。
(部屋での作業はシーズンイン?)
マスターズ野尻湖戦。
1戦~3戦まで全くいいところがなく迎えた最終戦。
朝の気温は「4度」というびっくりするような気温でプラクティススタート。
山には雪が積もっていました。
毎年恒例となったこの時期の野尻湖戦では、シャローでのサイト勝負という
気難しいスモールを相手にしていましたが、やはり今回も勝負してしまいました・・・
結果は「撃沈」でしたが、シャローにいる気難しいスモールこそ自分の狙うべき魚。
攻略できれば間違いなく「勝てる魚」であると確信しているからリスクを
負ってでも勝負したいと思わせられる「僕には魅力的な魚」なのです。
また機会があれば「リベンジ」したいと思います。
TheHitロケ報告
(写真提供:SUN‐TV「TheHit」)
場所は高梁川です。
「あのコンバットクランク60」で釣ったバスです。
放送は11月6日の予定です。
そして、いよいよシーズンイン?となったマル秘部屋での作業。
詳細は明かせませんが、来シーズンへ向けて色々な作業をしたいと思っています。
いずれ機会があれば紹介したいと思います。
残すはジャパンスーパーバスクラシック。
緊張の糸を結びなおして11月16~17日の北浦戦へ・・・
2013年TOP50シリーズ閉幕。
TOP50最終戦旧吉野川。
結果は4位。
今回の試合内容を振り返れば「上出来」でした。
プラクティスでのあまりの釣れなさに、相当厳しい試合になることは予想でき
一日の目標は3匹という「消極的な考え」を持ってしまう自分がいました。
メインパターンにしようと思っていたのは、LBローラー、チャターベイトでの巻きと、
フットボールジグ、テキサスリグでの撃ちの2パターン。
しかし、気になったことが1つ(というより1匹)。
それは、試合直前のプラクティス中に「壁」で釣った1匹のバス。
釣った場所と周りのシチュエーション、いままでの経験から「このバスは違う」
ということ、そして「釣れる想像」を膨らますことができ、「きっかけ」を与えてくれる
バスだったということでした。
そんな考えの中、初日のスタートを迎えました。
初日、「まず全体を見よう」と思い、巻き、撃ちを中心に全域をランガンするも
ノーバイト・・・
そこで、気になっていた「壁」での釣りに切り替え、場所を探しながらの展開で
はあるものの2匹のバスをキャッチ。1,606g25位でスタート。
初日の状況から判断して2、3日目は「釣りの幅を狭く」していくことに。
バスの状態を特定できるフィーディング場所のみに集中して釣りをすることで、
順位を上げていくことができ、4位という結果につながりました。
3日間すべてのバスを釣ったのはヘラクレスプロト65UL、ステラFW2500ZPI、
バスザイルマジックハードR4Ib、ダウンショット0.6g(リーダー2mm)+フォール
シェイカー5.5インチの組み合わせでした。
僕が想像力を働かせた「壁」なのですが、これは高さのある護岸のことです。
その中でも護岸の幅が100m以上続くもので、ベイトを追って移動してきたバスが
フィーディングする場所というのを「ある程度特定する」(決めつける)というもの。
100m以上もあるストレッチというのが重要で同じような景色の中にある変化を
見逃さず、さらにその場所を2か所ほどに絞り込むというものです。
(これはこの時にしかわからない感覚でもあります)
実際ベイトを追って水面を割ったバスを2匹キャッチすることができ
「狙いは間違っていなかった」と思います。
2013年度TOP50シリーズ全戦が終了しました。
年間成績は6位。
この1年で感じたことを一言でいうと「どんな状況でもバスを釣らなといけない」という
当たり前のこと。
釣れている時には自信(確信)があり、釣れていない時には自信がない(不安)
という心理(メンタル)をうまくコントロールすること。
改めて「釣れない時に釣る」ということの重要性を考えさせられました。