EG-CLIMAX➂ 七川ダム編
先日発売になったDVD、EG-CLIMAX➂。
その中から今回は七川ダムの解説です。
「福島健の真実」というサブタイトルですが、真実というほどのものかは
解りませんが、「その時、その場所」で感じたことを基にして釣りをして
いきました。
七川ダムで釣りをするのは今回が初めて、季節も「夏」ということで、
産卵を終えたバスがスクールを作り、ベイトを追っている頃。
まず、最初に投げたルアーはトップウォータープラグの「ギガンテス」。
初めて訪れるフィールドで、しかもクリアウォーターとなれば、バスの姿は勿論、地形、
ベイト、水の色、ストラクチャー、カバー、雰囲気など、目で見えるものすべてを
情報として取入れ、同時にスピードのある釣りをして、「速く その時の状況を把握し 、
次の展開を考えながら」釣りをしていくというのが僕のスタイルです。
そして、釣りをしながら見えバスの定番スポットでもあるバックウォーターへ・・・
やはり、見えるバスの数は多い。
そこで、見えバス達のポジション、活性、追っているベイト、ボトムの地形を
インプットし「攻撃的食わせ」の展開へ・・・
この攻撃的食わせというのはDVDを見てもらえば解ると思いますが、
C‐4ジグ1.3g+C‐4シュリンプ2.8のコンビでバスを一時的に
フィーディング状態へ持ち込む方法なのですが、重要なのはアクション
させる「間」「スピード」「タイミング」など様々。
詳しくはDVDの中で「僕の発する言葉、動き、視線」に隠されています。
(これ以上は言えません。)
この釣り方で、その場所にいるバス達を仕留めていきました。
そしてもう1つ、今回、この七川ダムで爆釣したのが「ウェイクマジック」です。
このルアーはここのバス達を引き寄せる何かを持っているのではないか?
と気付いたのが「バスの食い方」です。
使い方は、ポーズから一定の速度でのスローリトリーブ、なのですが
「ゆっくりと動くルアーに対してバスが食いつく時のスピードが速い」
というバスのバイトシーンを見てから、このルアーを中心に使っていきました。
(おそらくプロップの音が効いていたと思います。)
ロケ2日目は完全にウェイクマジックメインで、このルアーの「持っている物」を
さらに引き出そうと思い、巻くスピードだけでなく、ロッドやラインの角度、
着水後のポーズ中の時間やルアーの姿勢を意識して使い方を微妙に変えて
いきました。
僕流のウェイクマジックの使い方はコチラで!
この七川ダム編では
「目で見える情報をいかに処理して釣果に結び付けるか」
という所を見てもらえればと思います。