「2013年08月」 のアーカイブ
EG-CLIMAX➂ 七川ダム編
先日発売になったDVD、EG-CLIMAX➂。
その中から今回は七川ダムの解説です。
「福島健の真実」というサブタイトルですが、真実というほどのものかは
解りませんが、「その時、その場所」で感じたことを基にして釣りをして
いきました。
七川ダムで釣りをするのは今回が初めて、季節も「夏」ということで、
産卵を終えたバスがスクールを作り、ベイトを追っている頃。
まず、最初に投げたルアーはトップウォータープラグの「ギガンテス」。
初めて訪れるフィールドで、しかもクリアウォーターとなれば、バスの姿は勿論、地形、
ベイト、水の色、ストラクチャー、カバー、雰囲気など、目で見えるものすべてを
情報として取入れ、同時にスピードのある釣りをして、「速く その時の状況を把握し 、
次の展開を考えながら」釣りをしていくというのが僕のスタイルです。
そして、釣りをしながら見えバスの定番スポットでもあるバックウォーターへ・・・
やはり、見えるバスの数は多い。
そこで、見えバス達のポジション、活性、追っているベイト、ボトムの地形を
インプットし「攻撃的食わせ」の展開へ・・・
この攻撃的食わせというのはDVDを見てもらえば解ると思いますが、
C‐4ジグ1.3g+C‐4シュリンプ2.8のコンビでバスを一時的に
フィーディング状態へ持ち込む方法なのですが、重要なのはアクション
させる「間」「スピード」「タイミング」など様々。
詳しくはDVDの中で「僕の発する言葉、動き、視線」に隠されています。
(これ以上は言えません。)
この釣り方で、その場所にいるバス達を仕留めていきました。
そしてもう1つ、今回、この七川ダムで爆釣したのが「ウェイクマジック」です。
このルアーはここのバス達を引き寄せる何かを持っているのではないか?
と気付いたのが「バスの食い方」です。
使い方は、ポーズから一定の速度でのスローリトリーブ、なのですが
「ゆっくりと動くルアーに対してバスが食いつく時のスピードが速い」
というバスのバイトシーンを見てから、このルアーを中心に使っていきました。
(おそらくプロップの音が効いていたと思います。)
ロケ2日目は完全にウェイクマジックメインで、このルアーの「持っている物」を
さらに引き出そうと思い、巻くスピードだけでなく、ロッドやラインの角度、
着水後のポーズ中の時間やルアーの姿勢を意識して使い方を微妙に変えて
いきました。
僕流のウェイクマジックの使い方はコチラで!
この七川ダム編では
「目で見える情報をいかに処理して釣果に結び付けるか」
という所を見てもらえればと思います。
桧原湖プリプラ終了。
桧原湖戦のプリプラクティスが終了しました。
今回は、5日間の日程でしたが、今のバスの動きは自分なりに理解した
つもりです。
磐梯山(裏磐梯)を湖上から見る景色は最高です。
こうして眺めていられるのも「いつもプリプラクティスだけ」ですが・・・
今回の目的は、体を桧原湖&スモールマウスに合わせること、
「自分自身の感覚を思い出し、バスの癖を掴む」ということでした。
ここ数年で明らかにサイズアップしている桧原湖スモール。
上の写真のようなキロオーバーのスモールも珍しくはなく、平均サイズも
600g前後とサイズアップしていました。
「より深い釣り」を追及した結果、あれだけ用意したタックルやルアーも最終日には
ロッドは数本、ルアーはボックス2~3個に・・・
今回のプリプラクティスはこういう感じで終えました。
すべては自分次第、後は試合で「自分がどう考えるか」だけです。
今の時点ではわかりませんが・・・
いつもどうり楽しみなだけです。
桧原湖プリプラ準備&出発
桧原湖プリプラの準備です。
桧原湖といえばスモールマウスバス。
普段釣っているラージとは違い「タックルから考え方まで」
「すべての切り替え」が必要です。
タックルをセット。
予備ロッドを含めるとこれぐらいの量になりました。
スモールということもありスピニングタックルが多く、ラインも2.5ポンドという
極細のラインをセッティング。
その中で目立つ存在なのがこのロッド。
「ソルティセンセーション」
このロッドに出会ってから「僕のスモールの釣りが進化した」というのは
事実です。
その中でメインにしているのはⅮアタッカー。
詳しい解説はコチラ。
次にボートの中のワーム、ルアー、フック、シンカー、小物類の入れ替え作業を
して出発です。
700kmオーバーのドライブです。
色々と考える時間は十分あります。
EG-CLIMAX➂福島健の真実が発売中です。
時間ができたら僕自身の声で解説したいと思います。