「トーナメント」 のアーカイブ
ジャパンバススーパークラシック
2015年度最終戦となったジャパンバススーパークラシック。
出場枠は20名ほどに縮小され、フィールドも初の池原ダムで開催
されました。
池原ダムでのトーナメントは僕自身初めて、年に2回ほど訪れる
フィールド。
今回のクラシックが開催される時期に訪れたことは、数年前に一度?という
記憶があるくらい・・・
プラクティスも前日1日のみだったので、エリアをバスが多い白川筋に
狙いを絞ってプラクティスを開始しました。
約20mの大減水。
まずは、バックウォーターのフラットエリアからチェック・・・
というか、今回の試合ではプラクティスを始める前から白川筋、前鬼筋
のバックウォーターを攻略しようと決めていたので、チェックしたのも
この2ヶ所だけでした。
その結果、90度ベンド+段々畑+2つのフラット+ベイトフィッシュ
が絡んでいる白川筋がいい感じだと思い白川筋のみに絞りました。
初日、白川バックウォーターへ直行し、1日中同じ(50m四方) エリアを
攻め続け3608gで1位通過。
前日のプラクティスでは、2匹のバスと2バイトを確認しただけなのですが、
このエリアの地形には、4~5mのフラット8~10mフラット 2つのフラット
が存在。
その2つのフラットの間のブレイクラインにボートポジションをとりフラットを
行き来するバス、4~5mフラットに大量にいるベイトフィッシュに着くバス
を同時に狙えたというのが、一か所で粘る理由となりました。
2日目も同じエリアを攻め続けウエイトは2902g総合3位でクラシックを
終えました。
2日間とも使用したのはボウワーム4.2インチのダウンショット1.8gに
バスザイルR3lb。
ロッドはFACT65ULST、リールは01ステラZPIでした。
Basser ALLSTAR CLASSIC2015
久しぶりのブログ更新です。
Basserオールスタークラシックが10月24、25日に開催
されました。
結果は2位。
僕自身2度目、3年ぶりに招待された今大会。
他団体の選手、そして僕がバスフィッシングを始めたころから見てきた
先輩方と勝負できる唯一の舞台。
そして、「勝たなければ意味がない」試合・・・
プラクティスは9日間、広大なエリアをチェックし、色々なことを試し、
「勝ちに繋がるバス」を探していきました。
実は、今回のオールスターに招待され、プラクティスの時から思っていた
ことがあります。
3年前のオールスター初出場の時に狙っていた利根川下流域。
優勝を狙えるバスだと確信し2日間狙い続けたバス・・・
その時の試合では、2日間ノーフィッシュという「苦い経験 」をしました。
今回は利根川下流域で勝負しようと・・・
もう一度あのバスを狙うと決めて今大会に挑みました。
これだけのギャラリーに見送られながらスタート、
選手としては最高の舞台です。
初日のスタート。
利根川下流域は水温が上がる時間帯から狙うことにし
(他の選手も少なそうなので)、朝一は霞本湖古渡エリアへ・・・
2~3匹釣ってから利根川へ帰ろうと思っていたのですが、
1匹バラしたのみ、ノーフィッシュのまま利根川へ向かいました。
10時過ぎに利根川へ到着。
そこから狙いのスポットをランガン、結局3匹のバスしかキャッチできま
せんでした。
初日のウエイトは2440g11位という微妙なスタート。
全体的にローウエイトだったようで、トップの吉田選手との差は1170g 。
2日目、ボートデッキにはロッド1本・・・
今回のメインルアーであるプロトのホグ系ワームに5gのゼロダン。
狙ったバスだけに照準を合わせて全力で利根川をランガンしました。
このロッド1本という選択に至るまでの「道のり」なのですが、
プラクティスではストレージに入れているタックルも含め20セット以上は
準備しています。
プラクティスでは色々なルアーでバスを釣っていきながら
そのフィールドを感じていきます。
毎試合ではありませんが、「勝てるバス」「勝負できるバス」と出会った時、
自分自身を追い込んで「ハイリスクハイリターン」という勝負をすると決め
決して後悔しないと決めた時だからできる僕なりの戦略が
「ロッド1本という選択」です。
試合終了15分前に5匹目を釣りリミットメイク。
2日目のウエイト4070g、トータル6510で他の選手の結果を待つことに・・・
暫定1位で迎え、残る選手は一人・・・青木大介。
青木選手がライブウェルから4匹目のバスを取りだした時、
「負けたな」ということが分かり「悔しい」という感情がありましたが、
5匹目の2500gオーバーのビックフィッシュを掲げた時には
悔しさを通り越していました。
1位と2位との差は3020g・・・
それくらい「最高の勝ち方」だったと思います。
大ちゃんおめでとう!!!
結果は2位でしたが、このような最高の舞台で試合ができたことを
嬉しく思います。
最後に、応援していただいたファンの皆様、運営スタッフの皆様、
支えて下さるスポンサー様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
今週末はジャパンスーパーバスクラシックです。
TOP50最終戦 霞ヶ浦
TOP50最終戦を終え、翌週の野尻湖で開催される
マスターズ最終戦との間にあるシルバーウィーク中に報告しようと
思っていましたが、CLIMAX ERITE5桧原湖戦の日程が
マスターズ戦後すぐに開催ということもあり霞ヶ浦戦の後すぐに
息つく間もなく桧原湖へ・・・
霞ヶ浦→桧原湖→野尻湖→桧原湖という休みなしのスケジュール
の3週間でした。
遅くなりましたが、TOP50最終戦霞ヶ浦戦を報告したいと思います。
記録的な豪雨で大水害をもたらした台風18号・・・
会場となる潮来マリーナの桟橋もギリギリ使える感じでした。
(少し前までは完全に水没していたようです)
普段の水位より約60cmぐらいの増水で、この増水が今回の試合の
キーとなったことは間違いないです。
初日、スタートして向かった先は霞本湖の古渡のシャロー。
葦、ブッシュ、マンメイドストラクチャーをテキサス、リーダーレスダウンショット+
FACTプロトホグ系ワームで狙っていくという作戦でした。
実は、直前のプラクティスで手ごたえを感じていたのが、
普段は手を付けないような葦やブッシュがあるシャローエリアです。
今回メインとなったこの古渡ですが、直前のプラクティスでは2匹の
バスを釣っただけなのですが、「釣れる気配」を感じたのでそれ以上手を付けず
試合本番で勝負しようと思っていました。
初日、3855gで11位スタートでした。
2日目、釣り方やリズムは完全に合っていると思いながらのスタート。
目指すは霞本湖の古渡、「増水したシャローの奥ではなく手前側」をスピーディーに
攻めていき広いエリアを効率よく狙ってリミットを揃え、さらに日が差したタイミングで
ブッシュのシェード狙いで入れ替えを行い、この日トップウェイトとなる4390g。
予選を2位で通過することができました。
決勝の朝、ボートのデッキにはロッドが1本・・・
これは僕が優勝を狙う時のスタイル。
自分が確信した勝てる可能性があるバスを狙い、
押し通すと決めたからこその選択です。
結果、2匹1734g16位、最終成績は7位まで後退しましたが、
戦略に関しては「狙いにいった結果」なので全く後悔はしていません。
この試合では、3日間釣りビジョンのカメラが同船していますので、
そちらを見て頂ければすべてがわかると思います。
初回放送日 10月11日(日)22:00~です。
今回使ったタックルです。
ロッド:ヘラクレス FACT70HST
リール:レボエリートZPI
ライン:バスザイルR14lb
フック:がまかつワーム321 3/0
ルアー:FACTプロトホグ系ワーム
リグ:5gリーダーレスダウンショット
今回すべてのバスをキャッチしたプロトのホグ系ワームの残骸・・・
今回の試合を物語っています。
年間成績は4位で2015年TOP50シリーズを終えました。
応援していただいた皆さんありがとうございました。
長期滞在&体調管理
TOP50桧原湖戦から続いた長期滞在、
3週間ぶりに帰ってきました。
TOP50シリーズとマスターズシリーズにダブルエントリー
していると2~3週間の滞在はよくあること・・・
さらに、今年は「福岡~千葉~福岡~茨城」という移動も
ありました。
このような長期滞在やロングドライブで気をつけなければ
いけないのが、体調管理です。
一番気をつけたいのが、「風邪」。
ロングドライブ、寝不足、猛暑日など体が弱っている時には
とくに注意が必要。
しかし、気をつけていても寒気や体がだるいなど
「風邪をひいたかな?」という時があります。
そこが勝負する時で、僕の場合は本格的に風邪をひかないように
(長引かせない)するため、すぐに治すようにしています。
今回の滞在でも「引いたかな?」という時があり(寒気、節々の痛み)
すぐに、ドラッグストアに行って、その時の症状に合った薬を買って
安静にしていました。
熱も若干あったので、薬×栄養ドリンク×冷却シートを使って治しました。
汗をかいて冷却シートで熱を冷ますという方法でよく治しています。
ちなみに冷却シートは6~8枚ぐらい使っています。
いいのか?悪いのか?解りませんが、僕流の風邪の治し方です。
TOP50第4戦「桧原湖」
TOP50第4戦桧原湖での試合を終えました。
メインスポンサーでもあるエバーグリーンCUP・・・
何とか結果を残したかったのですが、総合成績は20位とダメダメ。
試合を終えてから反省することは多々あります・・・
また、今回のような試合でも多くの「収穫」があります。
結果も伴い釣れている試合より、何をやってもダメで釣れていない
試合の方が、今後の課題や色々と考えさせられる時間も多く、
今後の自分にとってプラスになるようにしていく必要があります。
その肝心の「収穫」なのですが、今後の試合展開や成績に大きく影響
するかもしれないので、シークレットといったところです。
さて、今回の桧原湖戦での試合内容なのですが、プリプラクティス~
公式プラクティスはいつものように行いました。
と、ここまではいつも通りの感じで試合当日を迎えました。
初日、朝一に入ったエリアで思うように釣れず・・・嫌な予感。
更に移動する先々でも思っていたようなバイトは得られずミスやバラしを
連発してしまい久しぶりに「嫌な焦り」を思い出すくらい・・・
メインで使用したのはボウワーム4.2インチワカサギカラーのネコリグと
昨年の野尻湖戦でも使用していたプロトの虫の2種類。
エリアやレンジをこまめに変え「その日バスの居場所を探す」というもの
だったのですが、「本当の狙いのバス」は仕留められませんでした。
2日目も同様の展開・・・
「何とか予選は通過した」と言える試合内容。
何かのキッカケを掴みリズムを合わせようと3日間もがき苦しみましたが、
何もできずに終了となりました。
しかし、収穫があったということは事実。
今後のトーナメントやルアー作りで役立てていきたいと思います。
試合後の1枚・・・
今江さんの一声で急遽結成された噂の「ベアーズ」です。(笑)
普段はゆるゆるな3人ですが、試合中は牙を剥いて襲い掛かる
かもしれません「熊出没注意」・・・
コチラの写真は、初めて「テディベアみたいやな」と言われた若かりし頃・・・
懐かしい。
リアルに桧原湖では熊出没注意です。
試合の度に目撃情報があり、実際僕も試合中に出会っているので、
陸っぱりをされる方はくれぐれも注意してください。