「トーナメント」 のアーカイブ
JB ELITE5 2015
昨年桧原湖で開催されたエリート5。
今回で4度目の出場となりましたが、またしても優勝することは
できませんでした。
試合の内容は、3日に釣りビジョンで放送されたCase of Fukushimaの通り
です。僕は見ていませんが・・・
何れにしても全くよくない結果だったので、いい記憶がないのですが、
この時は3タックルに絞って試合を展開。
(ストレージ内には その他のタックル10セット程用意していました)
ダウンショット×2、ネコリグを1セット。
3タックルともスモールマウスバス専用に作ったプロトロッドを用意。
”超”繊細なロッド、また機会があれば紹介します。
メインとなったダウンショットには、ボウワーム4.2インチを2.5インチ程に
カットしたものを使用。
2日間、略この組み合わせで通したのですが、正直これに頼るしかなかった
感じではあります。
また、ダメダメな試合をしてしまった・・・エリートへの道のりは険しい。
あまり試合内容を覚えていないのでご勘弁ください。
その時の写真を載せておきます。
2015。
2015年も残すところ僅かになりました。
このブログを始める前までは、その年のトーナメントシーズン開幕時
の自分と最終戦を終えた自分自身の考えや心境の変化というものを
あまり感じていなかったのですが、ブログを始めたことで、
1年のシーズンを振り返り「過去の自分を客観的に見る」ことができるように
なりました。
また、1年を振り返ることで、自分の長所・短所を確認することができます。
改めて見ると更新頻度は少ないですが、(すいません)
このブログは「自分を記録していくもの」になっていけばと思っています。
ということで、今年のトーナメントシーンを振り返りたいと思います。
開幕戦遠賀川。
マスターズとTOP50をダブルエントリーしているので、
遠賀川(プラ)~亀山ダム(試合)~遠賀川(試合)~北浦(プラ)
というスケジュールでの開幕戦でした。
24位という成績で開幕戦を終えテンション下がり気味の心境が見えます。
やってしもたー!という感じでした。
3日目に今年唯一ノーフィッシュを味わった試合でした。 (ニガイデス)
第2戦北浦。
トーナメント開催地としてはかなり好きなフィールドです。
広大なエリアでバスを探すことができるのですが、
時には狭く感じることもあります。 それは・・・
「あまり釣れていない時」です。
広大なエリアで自分の狙っているバスを絞り込んでいくという時は
いい感じの心境。
逆にエリアを絞ってそこにいるバスを何とか食わせようとしている時は
気持ちに余裕がなく、周りが見えていない時が多いです。
(一か所で釣っていても周りが見えていることもあります)
この試合ではエリアを絞りすぎたという感じでした。
もう少し視野を広げられたらという反省はあります。
結果は12位でした。
久しぶりにビックフィッシュ賞獲得か?と思いきや数g差で
関和さんにやられました。(クヤシイ)
第3戦旧吉野川。
この試合は優勝するにふさわしい展開でした。
まさに理想通りの勝ち方です。
それは、試合中に「その時の最高のバス」を見つけられたからです。
後は、鬼のように集中するだけでした。
結果優勝。(サイコウ!)
第4戦桧原湖。
完全に見失った試合でした。
試合直前までの感じと試合が始まった時の湖の状況の差について
いけなかった感じでした。
結果は20位。
スモールマウスバスこそリズムが大切だと実感する試合でした。
今年1番もがき苦しんだ試合だと思います。(ハァハァ・・・)
最終戦霞ヶ浦。
記録的な豪雨、大水害をもたらした台風18号の影響で大増水の霞ヶ浦
での戦いでした。
この試合は、第3戦 旧吉野川のように試合中に新たにバスを見つけていく
ような展開、まさに理想通りの展開でした。
ロッド1本での展開も集中している証拠・・・
残念ながら最終成績は7位。
しかし、狙えると思った展開で攻め続けた結果なので、
後悔なし。(ニコッ)
2015年TOP50シリーズ全戦終了し、年間4位という成績でした。
(マダマダシュギョウガタリマセン)
実は、ここからがきつかった。
その後に開催されるエリート5の開催場所と日程が発表。
9月30~10月1日桧原湖!!!!!
えっ!と声がでてしまう・・・最終戦は9月20日。
その翌週にマスターズ最終戦が野尻湖で開催されるので、
直前の1日半のプラかこのまま桧原湖へ向かい2日間プラをして
野尻湖へ移動しすぐ戻って3日半のプラをするかの選択。
疲れも溜まっているので、3日間ほどゆっくり休養し野尻湖へ行ってから
桧原湖へ向かおうと思い次の日準備をしていましたが、
気が変わりその夜には桧原湖へ向かっていました。(タフ)
そんな感じで開催されたエリート5。
結果は3位。
優勝以外意味がない試合ですが、選手一人一人にカメラが同船。
その時の選手の表情が見られるので、番組は面白いかもしれません。
話題のドローン。
技術はどんどん進化します。
近くにくるとまあまあ怖かったです。
今までで一番近くで見た虹。
わかりにくいですが、すぐ近くです。
偏光サングラスをかけると全く見えないんです。(ビックリ!)
バサーオールスタークラシック。
国内最大のビッグトーナメント、今年は招待していただき出場。
観客数も最大級。
こんな観客数の中で、試合ができることは選手にとって幸せです。
もちろん、勝つことだけを考えての試合展開。
僕の中で勝てると思ったバスだけを狙い通したので、
納得の試合でした。
負けたシーン。
そして、1番会場が湧いたシーンでもあります。
最低と最高がある1枚。(チッ!)(笑)
ジャパンバススーパークラシック。
今年を締めくくる最後の試合でした。
20名ほどの出場、池原ダムでの開催と今までにない試合。
2日間を1つのエリアで粘り通したのですが、
1日中バイトとれるエリアだったので確信をもってのタコ粘りでした。
結果は3位で終えました。(チュウトハンパ)
こうして1年を振り返ると充実したトーナメント活動ができているとに
つくづくと実感させられます。
1年間サポートして下さったスポンサー各位、応援して下さった皆様
ありがとうございました。
Basser 1月号
Basser1月号が発売されています。
10月に開催されたバサーオールスタークラシックに関する記事が
紹介されています。
今回の試合で僕の船にプレスアングラーとして同船されたライターさん
から見た試合内容も紹介されています。
あまり他の選手の試合内容を見ることはないのですが、
優勝した青木選手が釣ったビックフィッシュ・・・
「やっぱりそうか」という感じでした。
僕が2日目の朝一に1匹目を釣ったスポット・・・
もう一度このエリアに到着した頃には青木選手の姿があり
上流へ流していたので、攻められた後かなと思っていましたが・・・
詳しくはBasser1月号で・・・
ジャパンバススーパークラシック
2015年度最終戦となったジャパンバススーパークラシック。
出場枠は20名ほどに縮小され、フィールドも初の池原ダムで開催
されました。
池原ダムでのトーナメントは僕自身初めて、年に2回ほど訪れる
フィールド。
今回のクラシックが開催される時期に訪れたことは、数年前に一度?という
記憶があるくらい・・・
プラクティスも前日1日のみだったので、エリアをバスが多い白川筋に
狙いを絞ってプラクティスを開始しました。
約20mの大減水。
まずは、バックウォーターのフラットエリアからチェック・・・
というか、今回の試合ではプラクティスを始める前から白川筋、前鬼筋
のバックウォーターを攻略しようと決めていたので、チェックしたのも
この2ヶ所だけでした。
その結果、90度ベンド+段々畑+2つのフラット+ベイトフィッシュ
が絡んでいる白川筋がいい感じだと思い白川筋のみに絞りました。
初日、白川バックウォーターへ直行し、1日中同じ(50m四方) エリアを
攻め続け3608gで1位通過。
前日のプラクティスでは、2匹のバスと2バイトを確認しただけなのですが、
このエリアの地形には、4~5mのフラット8~10mフラット 2つのフラット
が存在。
その2つのフラットの間のブレイクラインにボートポジションをとりフラットを
行き来するバス、4~5mフラットに大量にいるベイトフィッシュに着くバス
を同時に狙えたというのが、一か所で粘る理由となりました。
2日目も同じエリアを攻め続けウエイトは2902g総合3位でクラシックを
終えました。
2日間とも使用したのはボウワーム4.2インチのダウンショット1.8gに
バスザイルR3lb。
ロッドはFACT65ULST、リールは01ステラZPIでした。
Basser ALLSTAR CLASSIC2015
久しぶりのブログ更新です。
Basserオールスタークラシックが10月24、25日に開催
されました。
結果は2位。
僕自身2度目、3年ぶりに招待された今大会。
他団体の選手、そして僕がバスフィッシングを始めたころから見てきた
先輩方と勝負できる唯一の舞台。
そして、「勝たなければ意味がない」試合・・・
プラクティスは9日間、広大なエリアをチェックし、色々なことを試し、
「勝ちに繋がるバス」を探していきました。
実は、今回のオールスターに招待され、プラクティスの時から思っていた
ことがあります。
3年前のオールスター初出場の時に狙っていた利根川下流域。
優勝を狙えるバスだと確信し2日間狙い続けたバス・・・
その時の試合では、2日間ノーフィッシュという「苦い経験 」をしました。
今回は利根川下流域で勝負しようと・・・
もう一度あのバスを狙うと決めて今大会に挑みました。
これだけのギャラリーに見送られながらスタート、
選手としては最高の舞台です。
初日のスタート。
利根川下流域は水温が上がる時間帯から狙うことにし
(他の選手も少なそうなので)、朝一は霞本湖古渡エリアへ・・・
2~3匹釣ってから利根川へ帰ろうと思っていたのですが、
1匹バラしたのみ、ノーフィッシュのまま利根川へ向かいました。
10時過ぎに利根川へ到着。
そこから狙いのスポットをランガン、結局3匹のバスしかキャッチできま
せんでした。
初日のウエイトは2440g11位という微妙なスタート。
全体的にローウエイトだったようで、トップの吉田選手との差は1170g 。
2日目、ボートデッキにはロッド1本・・・
今回のメインルアーであるプロトのホグ系ワームに5gのゼロダン。
狙ったバスだけに照準を合わせて全力で利根川をランガンしました。
このロッド1本という選択に至るまでの「道のり」なのですが、
プラクティスではストレージに入れているタックルも含め20セット以上は
準備しています。
プラクティスでは色々なルアーでバスを釣っていきながら
そのフィールドを感じていきます。
毎試合ではありませんが、「勝てるバス」「勝負できるバス」と出会った時、
自分自身を追い込んで「ハイリスクハイリターン」という勝負をすると決め
決して後悔しないと決めた時だからできる僕なりの戦略が
「ロッド1本という選択」です。
試合終了15分前に5匹目を釣りリミットメイク。
2日目のウエイト4070g、トータル6510で他の選手の結果を待つことに・・・
暫定1位で迎え、残る選手は一人・・・青木大介。
青木選手がライブウェルから4匹目のバスを取りだした時、
「負けたな」ということが分かり「悔しい」という感情がありましたが、
5匹目の2500gオーバーのビックフィッシュを掲げた時には
悔しさを通り越していました。
1位と2位との差は3020g・・・
それくらい「最高の勝ち方」だったと思います。
大ちゃんおめでとう!!!
結果は2位でしたが、このような最高の舞台で試合ができたことを
嬉しく思います。
最後に、応援していただいたファンの皆様、運営スタッフの皆様、
支えて下さるスポンサー様に心から感謝いたします。
ありがとうございました。
今週末はジャパンスーパーバスクラシックです。