「タックル」 のアーカイブ
HERACLES FACT 511MHST
4月中旬に発売予定となっているヘラクレス
FACT 511MHST。
昨年のTOP50第3戦旧吉野川での優勝に大きく貢献したロッドが、
FACT 511MHST。
試合の直前に自分で組み上げた最終プロトを実戦で投入し
結果を出すことができた思い出深いロッド。
最初にこのサンプルとなるロッドを作ったのは2011年。
それ以来シークレットなルアーと同様に「シークレットロッド」として、
実はずっと使い続けていました。
理由は圧倒的な「キャストアキュラシー」に「操作性」、それをいかした
「スピーディーな接近戦パワーフィネス」ができるということ、
トーナメントという限られた時間の中で、「正確なキャスト」
を繰り返すということは絶対なので・・・
このロッドはそれらを可能にし「武器になる」と思ったので、ロッドスペックなど
秘密にして使っていました。
特徴は5フィート11インチというショートレングスにMHSTという表記にもあるように、
ショートレングスでもがっちりとフッキングできる強さと狙いのスポットから
バスを引き離すパワーを兼ね備え、操作性やアキュラシーはソリッドティプ
を使うことで、小さいながらも「剛柔」の要素をうまく取り入れています。
コダワリ。
ガイドは軽いルアーでもラインの抜けがいいようにとトルザイトリングを使用。
リールシートはFuji ACSを使用しています。
いままでのFACTシリーズではECSのリールシートを使用していましたが、
コンパクトなベイトフィネス専用リールを使うことを前提に(僕の場合はレボLTX)
トリガー位置がやや前方にあるACSタイプのリールシートを使うことで、
ショートグリップでもバランスがよく、リールを包み込むようにパーミングができます。
そして、フォアグリップを無くし「段差ができるパーツ」を使用し、
リールシート本体とスクリューナットとをショート化することで、
フッキング時も指先に引っ掛かりを作ることで力が入りやすいように
しています。
このロッドを使用していて僕自身が感じたことですが、
「スナップ」を効かしたキャストがしやすいので、
キャスト精度が上がり、キャストスピードが早くなったと感じました。
自分自身のキャスト性能を引き出してくれるロッドだと思います。
THE KEEP CAST2016
2月20日(土)21日(日)に開催されるキープキャスト。
ものすごくマニアックな方には耳寄りな報告です。
僕が今使用しているベイトリール「旧レボエリート」、すでに生産は終了
しているリールなのですが、ZPIで僕用にフルチューンして頂いている
「全く同じ仕様」のものを今回キープキャストZPIブースで限定販売する
ようです。
今もこのリールを使う理由は簡単「使いやすい」からです。
自分用にチューンしてもらっているというのもありますが、
僕が使いやすいと感じているパーミング&クラッチポジション、大きさ、
剛性、スプールへのタッチ感など、自分が使っていて「ストレスを感じない」
ということで今も使用しています。
同タイプのリールでギア比やスプール径を変えて使い分けている
(わかりやすいようパーツのカラーを変え)というのも、
ストレスを感じない使いやすさになっていると思います。
(※注)今回販売されるリールは限定「4台」のみということです。
順に紹介します。(写真は僕のリールです。)
旧レボエリート改 ブルー仕様 右1台、左1台
主にジグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットで使用
ベイトフィネスではなくカバーやパワー系のスタイルで使用
ギア比 8:1
スプール NRC901M-LB
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11LB(右)PSD11RB(左)
ノブ ハイスペックノブM プロト
メカニカルキャップ MCR02P
ベアリング 防錆SIC1154×1034
旧レボエリート改 レッド仕様 右1台
主にスピナーベイト、チャターベイトで使用
少し早く巻きたいクランクやシャッドにも使用
ギア比 6:4
スプール NRC901M-RR
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11RR
ノブ ハイスペックノブM プロト
メカニカルキャップ MCR02R
ベアリング 防錆SIC1154×1034
旧レボエリート改(小径スプール) パープル仕様 右1台
主にクランクベイトに使用
6:4のギアに小径スプールでリトリーブスピードを調整(遅く)
ギア比 6:4
スプール NRC911MPS‐VO
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11RP
ノブ ハイスペックノブM プロト
メカニカルキャップ MCR02P
ベアリング 防錆SIC1154×1034
さらに、 僕専用にチューンしてもらっているのが・・・
センターフレーム肉抜き仕様
カムロックレス、軽巻チューン、スムースクラッチチューンを施してあります。
センターフレームの肉抜きは軽量化のために、
カムロックレスはラインの出をスムースにすることとサミングをしやすくするために、
軽巻チューンは素早いリーリングとリトリーブ時の抵抗(バイト)を感じるために、
スムースクラッチチューンは一連の動作(キャスト)の中でクラッチを切りやすく
スムーズにキャストするために、
僕がお願いしてチューンしてもらったものです。
未だに使っているステラFW01もそうですが、「コダワリが詰まった」ベイトリールです。
気になる方は是非1台・・・
数量限定4台とのことなので、お求めはお早めにお願いします。
特典としてリールにあったルアーとサイン色紙をプレゼント。
当日の発売についての詳細はZPIブログ「ガレージトーク」をご覧ください。
HFAS-61ULST
ヘラクレスFACTシリーズHFAS-61ULST
が12月中旬に発売予定です。
このロッドはヘラクレスシリーズにあるソリッドセンサー61ULSTを
FACT仕様に仕上げたロッド。
その違いは・・・
ブランクスはソリッドセンサー61と同じものを使用。
しかし、有効レングスを延長し、無塗装アンサンドフィニッシュを
することで、更に洗練されたブランクスに。
そして、グリップをFACT仕様に、ガイドを小口径 トルザイトリングへ変更し
「シャープな使い心地」なロッドに仕上げています。
シャープな使い心地というのは、スピーディーな釣りやルアー操作に強弱を
加えたアクションができるということ。
ソリッドセンサーとは、また一味違ったロッドになっていると思います。
気になる方は12月6日(日)PM13:00~18:00イシグロ中川かの里店さん
にて半日店長として店頭アドバイスさせていただきます。
詳しくはコチラ
勿論、FACT61ULSTその他実際に使用しているタックルも持参します。
またまた準備・・・
TOP50最終戦霞ヶ浦に向けて・・・
来週から行なう予定のプリプラクティスへ向け準備をしています。
全国各地のフィールド、現場の環境も様々・・・
試合や練習前には必ずボートの中の整理、小物類の補充、船体のメンテ等
をしています。
ワーム類をボート内に保管する場合はジップロックにまとめて入れ、
モエビパウダーで味を調えます。
ジップロックにまとめているには理由があリます。
一度にたくさん入れたいというのもあるのですが、試合中は時間も
限られているのでリグを変える時など、時間短縮のため口を開けたままにして
ワームを取り出しやすいようにしています。
ある程度パッケージに深さもあるのでワームもこぼれず取り出しやすいので、
ここ数年はこのスタイルです。
また、クリアー系のワームにはナノパウダーを使っています。
フォーミュラーを使う時は長期保管になるためモエビパウダーでは多少
色移りしやすいのでクリアー系はナノパウダー、それ以外のカラーでは
モエビパウダー(特濃)を使っています。
続いてプラグ類の整理&選択。
すべてのルアーはボートには入りきらないので霞水系に必要なモノを
選んでいきます。(ワーム類も同じ)
ロッド選択、リール、ライン、などなど・・・
まだまだ終わりません・・・
プロト製作
旧吉野川でのプリプラクティスを終え、イベントや岡山日帰り
メンテナンスとバタバタしていましたが、合間を見てはコツコツ
ルアーやロッドを製作しています。
今、製作中のロッドは3年ほど前に作った「自分専用」のロッド。
(すべてですけど・・・)
FACTシリーズに追加できるよう調節しています。
この時期の㊙部屋は暑い・・・
たまに隣の自分の部屋で涼んで、作業を再開といった感じです。
リールを固定するフードナット、そのロッドの用途に合わせてサイズを
調節します。
今、製作中のロッドは、このフードナットのサイズが、パーミングのしやすさに
大きく影響するので、ミリ単位の調節をしています。(大袈裟ですけど・・・)
勿論、取り付けるガイドのサイズ、種類も数タイプ用意して
そのロッドに一番いい組み合わせを選んでいきます。
(今一番悩んでいるのはガイドの組み合わせ・・・)
ガイドの位置を決め、スレッドを巻き、コーティング。
グリップと組み合わせ、バランスをとれば完成です。
あとは、試投とテストで気付いたことがあれば調節していくというような
感じです。
(パーツ用のボックス、輝いて見えるのは自分だけ?)
一からすべて組み上げ(ブランクス以外)、各パーツを削り出して、
サイズや組み合わせなどをッ調節し、「理にかなった」(釣りがしやすい)ロッドに
仕上げています。
たまには・・・
ふらっと琵琶湖へ行ってみたり・・・
昼間は暑いので涼しい夜に洗車しています。(おすすめ)
来週末はTOP50第3戦「旧吉野川」です。
準備しないと・・・