「チューニング」 のアーカイブ

2020.11.15(日)

LAST ACE 140 SWIM

「ラストエース140SWIM」

 

 

ラストエース140スイムが発売されています。

ラストエースシリーズの中で発売までに最も時間が
かかったのが、このラストエース140スイムになります。

 

 

 

一番の問題だったのが「ヒレ」。
ラストエースを作っていた当時(10年以上前)は
「自分で使うためだけ」だったので製作時のエラーは
修正して無理やり使っていましたが、
製品となると話は別・・・

 

 

当時はワームに塗装してから温めておいたクリアーの
ワームにディピングしてトップコートをかけていました。
(ラストエース75、168はこの製法)

 

 

 

 このディップ製法だと一番表現したいヒレ(とくに胸鰭)の
形状を保って均一の厚さにすることは難しく、
ルアーのバランスをとるのが困難な感じで製品として
販売できるものではありませんでした。

 

 

しかし、塗装の技術向上と良い工場に恵まれてようやく
完成することができたのがラストエース140スイムです。

 

 

ゆっくりと無防備に泳ぐ魚」を演出したかったので
ラストエース140スイムにはシンカーなどのウエイトは
入っていません。

深いレンジやリトリーブスピードを上げたい時は
ネイルシンカー、テキサスシンカー、クイックタイプの
シンカーで好みのバランスにセットしてみて下さい。

 

 

ラインスルーシステムにしたのもフックのサイズや
アシストフック追加などバリエーションを豊富にできるように
という狙いがあります。

写真上はダブルフックをヒレに装着したタイプです。

ショートバイトや甘噛みが多い時にオススメのセット方法です。

是非試してみて下さい。  

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2019.04.22(月)

マスターズ第2戦 ブラッシュレーサ&リチウムバッテリー

三重県三瀬谷ダムで開催されたマスターズ第2戦
終了しました。

総合成績は46位・・・

初日ノーフィッシュ
2日目3匹924g

1匹が大事な試合でやはりミスは許されないですね。

 

 

ここ数年マスターズ第2戦は三瀬谷ダムで開催されています。
年に一度使用するアルミボートを準備することから始まります。

チャージャー198エリート、サウザー395、クインとレックス12と
3台のバスボートを試合で使用しています。

 

 

今となっては必須アイテムとなったライブスコープも
アルミボートに取り付け。

 

 

昭和電機さんにブラッシュレーサ36vリア仕様を用意して
いただきました。(昭和電機ブラッシュレーサ

本来はTOP50開幕戦の弥栄ダムで投入しようと思って
いましたが、減水のため七色ダムへ変更になり
今回のマスターズ三瀬谷戦で初投入となりました。

 

 

更にリチウムバッテリーも用意していただきました。
エヴォルテック社のグリーンライン12225 12v75Ahを
豪華に6台、これでも普段使っているバッテリー3台くらいの
重さしかありません。

やっぱり軽いです。

えー・・・値段は・・・です。
さすがに自分で用意することはできません!!!

昭和電機グループ様には万全の体制でサポートして
いただいています。

興味がある方は調べて下さい。(エヴォルテックジャパン

 

 

実際使用したインプレですが、ブラッシュレーサ&リチウム
バッテリーは今まで使用していた前後24v仕様のエレキより
かなり速かったです。

試合初日のスタート競争では1番でした。
(TOP50ではそうはいきませんが・・・)

 

 

ホテルへの持ち込みも軽くて楽、充電も1~2時間で終了。
使用後に電圧をチェックしても13v前後を常にキープして
いるので後半のスピードが遅くなるという感じはなかったです。

 

 

ということでインプレをしたところで試合は終わりましたが(笑)

今後、開催されるかもしれないエレキ戦で使用する
ブラッシュレーサ&リチウムバッテリーは有利になることは
間違いなさそうです。

次に使うのが楽しみです。

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2019.01.15(火)

ZPI

 

2003年JBワールド(現TOP50)シリーズ第4戦
芦ノ湖。

オフィスZPI代表加藤さんから「どんなリール使っているの?」
「よかったらうちがチューンしたリール使ってみない」と
声をかけていただいたのが、長年にわたりスポンサード
していただくきっかけでした。

しかし、2019年度よりリールチューニングパーツメーカーから
釣り具の総合メーカーへと業態変更されるということで、
2018年をもちましてスポンサー契約を終了することに
なりました。

 

 

自分専用にカリカリにチューニングされたリール・・・

使用するルアーによってロッドを使い分けるように
リールもルアーに合わせて使い分けれるよう微妙な
セッティングをしていただいていました。

 

 

試合で使用するロッド、リール、ルアーは
すべて「一軍」のモノを使いたい、余計なストレスは
なるべく排除したい。

とくに、一日中キャストを繰り返すリールにはキャスト時の
「自分の癖」なども取り入れてもらったセッティングをして
いただいていました。

 

 

「個性や性格」があるリールをひとつひとつ仕上げていただき
「僕自身のバスフィッシング技術の成長に大きく貢献してくれた」
こということは間違いありません。

 

 

また、僕のわがままを聞いていただき、すでに製造が終了
しているリールのカスタムパーツの販売。
オーバーホールと修理もしていただきました。

 

 

優勝をはじめ多くの上位入賞に貢献してくた
「ZPIチューンリール」。

長年にわたりスポンサードしていただきありがとうございました。

 

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2016.02.15(月)

THE KEEP CAST2016

2月20日(土)21日(日)に開催されるキープキャスト。

ものすごくマニアックな方には耳寄りな報告です。

僕が今使用しているベイトリール「旧レボエリート」、すでに生産は終了
しているリールなのですが、ZPIで僕用にフルチューンして頂いている
全く同じ仕様」のものを今回キープキャストZPIブースで限定販売する
ようです。

 

 

今もこのリールを使う理由は簡単「使いやすい」からです。
自分用にチューンしてもらっているというのもありますが、
僕が使いやすいと感じているパーミング&クラッチポジション、大きさ、
剛性、スプールへのタッチ感など、自分が使っていて「ストレスを感じない」 
ということで今も使用しています。

同タイプのリールでギア比やスプール径を変えて使い分けている
(わかりやすいようパーツのカラーを変え)というのも、
ストレスを感じない使いやすさになっていると思います。

※注)今回販売されるリールは限定「4台」のみということです。

順に紹介します。(写真は僕のリールです。)

 

 

 旧レボエリート改 ブルー仕様 右1台、左1台

主にジグ、テキサスリグ、リーダーレスダウンショットで使用
ベイトフィネスではなくカバーやパワー系のスタイルで使用

ギア比 8:1 
スプール NRC901M-LB  
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11LB(右)PSD11RB(左)
ノブ ハイスペックノブM プロト
メカニカルキャップ MCR02P
ベアリング 防錆SIC1154×1034

 

 

 

 旧レボエリート改 レッド仕様 右1台

主にスピナーベイト、チャターベイトで使用
少し早く巻きたいクランクやシャッドにも使用

ギア比 6:4
スプール NRC901M-RR
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11RR 
ノブ ハイスペックノブM プロト 
メカニカルキャップ MCR02R
ベアリング 防錆SIC1154×1034 

 

 

 

 旧レボエリート改(小径スプール) パープル仕様 右1台

主にクランクベイトに使用
6:4のギアに小径スプールでリトリーブスピードを調整(遅く)

ギア比 6:4
スプール NRC911MPS‐VO
ハンドル PG92D
ドラグ PSD11RP
ノブ ハイスペックノブM プロト
メカニカルキャップ MCR02P 
ベアリング 防錆SIC1154×1034

 

さらに、 僕専用にチューンしてもらっているのが・・・

 

 

センターフレーム肉抜き仕様

 

 

カムロックレス、軽巻チューン、スムースクラッチチューンを施してあります。

センターフレームの肉抜きは軽量化のために、
カムロックレスはラインの出をスムースにすることとサミングをしやすくするために、
軽巻チューンは素早いリーリングとリトリーブ時の抵抗(バイト)を感じるために、
スムースクラッチチューンは一連の動作(キャスト)の中でクラッチを切りやすく
スムーズにキャストするために、
僕がお願いしてチューンしてもらったものです。

未だに使っているステラFW01もそうですが、「コダワリが詰まった」ベイトリールです。
気になる方は是非1台・・・ 

 

数量限定4台とのことなので、お求めはお早めにお願いします。
特典としてリールにあったルアーとサイン色紙をプレゼント。 

当日の発売についての詳細はZPIブログ「ガレージトーク」をご覧ください。

 

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2013.12.20(金)
カテゴリー:チューニング, ルアー, ㊙部屋

ものづくり

ルアーの動きを見るため近くの池へ・・・
この季節になると水温が下がり、水がクリアーになってルアーの動きが
見えやすく観察しやすいので助かりますが・・・寒いです。 

 

 

自分が作ったものを泳がせる時は今でもワクワクします。
イメージ通りのものか?それとも全くダメなものか?

同じルアーでもリップ、アイ、フックの重さ、重量バランスなど
少しの違いでその動きは様々。

現場では細かな修正が必要になります。

 

 

そこで必要になってくるのが、写真上の道具類。
ハサミやペンチは勿論、やはり使い勝手がいいのはリューターです。

 

 

写真上のリューターは充電式なので色々なところで使えます。
MAX25000回転まで出すことができパワーも申し分なく、穴あけや
削るといった作業をする時に便利なものです。

現場で少し削っては確認し、また削っては確認と理想の動きが出せるまで
繰り返すといった感じです。

また、「ルアーの限界を見る」ということにおいて「削る」という作業は泳ぎ、
バランス、強度など色々と「知る」ために重要で必要だと考えているので
なくてはならない」工具の一つです。

 

 

イメージを形にする場所。
色々と試行錯誤する場所。
自分の理想の物を作れる場所。

僕のバスフィッシングには重要で必要な場所。

 

 

 

EGエクストリームVoI.13予告映像

今回は、北浦で開催されたJBクラシックにカメラが同船した「試合の釣り」です。
取材の釣りとは全く違うので「スポーツ」として見てもらえればと思います

 

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