「ルアー」 のアーカイブ
C-4
僕のフィネスジグで欠かせないのが
 C-4ジグ+C-4シュリンプのコンビ。

C-4ジグ1.8g+C-4シュリンプ2.8インチ。
基本的にはこの組み合わせで使い始めることが多いのですが、
フィールドの環境やその時のバスがいるポジションの違いにより、
ジグのウエイトを1.3gや2.2gへ変えることはもちろん。
ジグとトレーラーの組み合わせを変えることにより生まれる
「それぞれの差」も使い分けています。

C-4ジグ1.8g+C-4シュリンプ3.5インチ
例えば、以下のような時はC-4シュリンプのサイズを
2.8インチから3.5インチへ上げることにより対応します。
・シルエットを大きくして少し存在感をアップさせたい時
・飛距離を出してより広い範囲を攻めたい時
・スローなアクションにしたい時(水の抵抗を受けやすくなるため)
・根がかりを回避したい時
 (重心を後方へ持っていくとボトムへの引っ掛かり感が減るため)

二つを並べるとこんな感じです。
さらにリアクションを意識した動きを出したい場合は
C-4ジグ2.2g+C-4シュリンプ2.8インチのコンビ。
もっとスローに使いたい時は
C-4ジグ1.3g+C-4シュリンプ3.5インチのコンビ。
というような感じで、
実際にフィールドでその時のバスのポジションや癖を感じた時に
「それぞれの差」をうまく使って「バスに合わせる」ようにしています。
それと・・・
少しマニアックな話になりますが、僕の場合C-4シュリンプの
刺し方にも「こだわり」があります。

上の写真がそのこだわり。
左はシルエットを少しだけ引き延ばす用にしたセット例(浅刺し)。
右が普通にセットした例(深刺し)です。
ちょっとわかりにくいと思うのでスカートを取って並べてみると・・・
 
 
C-4ジグの特徴でもあるワイヤーキーパーを利用して
「浅刺し」と「深刺し」を使い分けることで
わずかにシルエットとバランス変化させています。 
例えば、ボトム狙いでは「深刺し」で、
フォーリングやスイミングといった「中層のバスを狙う」時には「浅刺し」で・・・
というように「同じルアーでも少しの違いを持たせる」ことで
より釣れるようになったりもします。
この夏ぐらい?発売予定のC-4ジグ2.7g 3.3g 3.8g
 
 
これまでの1.3g~2.2gというのは
主にスピニングタックルで使用していたのですが
2.7g~3.8gでは主にベイトタックルでの使用がメインになります。
特徴的なデザインやシルエットはそのままに
フックサイズ、ガードの本数、ラバーの本数を変更しています。
C-4ジグ1.3g~3.8g+C-4シュリンプ2.8インチ,3.5インチで
相当な数の組み合わせになるのですが、
「フィールドやバスのコンディションに合わせる」ということが大切です。 
一軍
コンバットクランク60。
 
一見するとただのボロボロになったクランクベイトですが、僕からすれば
「素晴らしく輝いて見える」クランクベイトです。
理由としては
ただ使い込んだというだけでなく、「僕自身の使い方(リトリーブスピードや
ストラクチャーへのコンタクト方法など)を覚え込ませたクランクベイト」だからです。
使い込んでいくうちに、バスの歯形や岩などにぶつけた時の塗装の剥がれで
ルアーはボロボロに。 

しかし、僕が考える一番のキモは「リップの削れ」。(写真左が新品、右が一軍)
使えば使うほどその人の形にリップが削れていき、 
意図したとおりの泳ぎをしてくれるようになるというのが僕の考えです。

この二つのコンバットクランク60を並べるとやはり右の使い込んだ方を
僕は選んでしまいます。
もう一つこの使い込んだクランクを選ぶ理由があります。
あまり言いたくはないのですが、それは「音」。
コンバットクランク60の場合は重心移動システムを使っているので
キャストをするとルアー内部のウエイトが「移動して戻る」という動作を
繰り返しています。
その度にウエイトがルアー内部の「壁」に当たり続けることで
ビックバスが好むより低音の音へと変わっていくのです。
(カタカタという音からコトコトという音へ変わるイメージ) 

ちなみに、この上の写真はワイルドハンチです。
ここまで使い続けると「いい味」をだしてくれます。
コンバットクランク60の僕なりの使い方を解説した動画です。
気になった方はチェックしてみて下さい。  
さらに、この動画で解説しきれなかった「キモ」を知りたい方はコチラからどうぞ。
C-4ジグ
先日、紹介しましたC-4ジグのチューニング。
エリート5の試合で狙っていたのが水深6m前後の背の短いウイード+湧き水や
溶岩帯の同じく6mラインで越冬を意識しているバスの群れ。
この、群れを釣るというのが今回C-4ジグをチューンニングした理由。
越冬を意識したバスは条件を満たしたエリアへ集まり群れを作るので
その群れの中に素早くジグをプレゼンテーションし、スピーディーに釣る、
そのためにチューニングを施したのが下の写真のC-4ジグ2.2g(ミントグリーン)です。
 
    
チューニング方法は簡単。ラバーをカットするだけなのですが、そのボリュームやバランス
そしてカットする本数など、 とことんこだわってカットしたのがこの写真のジグです。
チューニング後はラバーの本数を減らして、上下ともラバーは25本になるようにします。
ただ、減らすとは言ってもラバーを抜き取るのではなく、根元を3~5mm残してカット。
(ラバーを抜いてしまうと他のラバーも外れやすくなってしまうのでそれを防止するために、
そして根元のボリュームを残しておくため)
上側のラバーは元の長さより5mmほどカット。下側のラバーも元の長さよりランダムに
1cmほどカット。あと、ブラシガードはフッキングを優先していたために抜いてました。
![10000_20121106_120939b[1]](https://www.fukushima-ken.com/wp/wp-content/uploads/2013/02/10000_20121106_120939b1-615x408.jpg)
これらをすることで、ラバーが受ける水の抵抗を減らしジグの沈下速度を上げ
水深6mのボトムでもジグを素早く操作して
食い渋ったバスにリアクションで口を使わせることができます。
 
そして、バスを釣ることで群れ全体の活性を上げてさらにスピーディーに釣る
というのがエリート5での戦略でした。
 
 
      
(こちらはノーマル)
普段はパッケージから取り出したものをそのまま使っていますが、
フォールスピードを上げたい時、リアクションを意識した動きを出したい時、
ラバーのボリュームを抑えシルエットを小さくしたい時にはこのようなチューニングをしています。
(もちろんラバーの本数やカット方法、全体的なバランスにこだわったノーマル状態のものも
福島チューンと言えますが・・・)

このパッケージに書かれているように
ランダムカットで釣れるシルエット、生命感を形にしたスカート。
ハングオフをしやすく根がかりにくいヘッド形状。
トレーラーをがっちりホールドし、セカンドバイトへ持ち込めるワイヤーキーパー。
姿勢を崩さないバランス。
それ以外にもフックのサイズ、ラバーの量、各カラーごとにラメの大きさや量、
組み合わせなどを僕自身が徹底的にこだわって作り上げたスモラバ。
シンプルなのに複雑、それがC-4ジグです。
ご挨拶。エリート5
この度、ブログを開設させていただくこととなりました。
このブログでは、僕のバスフィッシングに対する思考や着眼点など、色々なことを
発信していきたいと思っているので、僕の声(ken’s voice)を聞いてもらえればと
思っています。   
 1月25日   福島 健
       1月25日   福島 健
エリート5
去年の11月に河口湖で行われたエリート5、クラシックと同様に優勝だけを
狙いにいく(いける)試合。この試合は優勝することがすべてであり、出場した全員が
同じことを思っていると思う。
結果は2位でしたが、このエリート5を楽しみにしている人や福島健ってどんな釣り
をするのか?と思っている人たちの前で、思いっきり釣りができたことだけは満足しています。 
 
                                                                         
試合内容的には、釣りビジョンで放送されたようにシャローのサイトフィッシング、
ミドルレンジでの食わせ、そしてウィードアウトサイドエリアへのディープクランキングを
ローテーションするというもので、それぞれの釣りをミックスさせるというのがメインパターン
であり、釣り方ではなくタイミングや状況を読むということを意識していました。
サイトとミドルでの食わせに使用したのがC-4ジグ。
 
 
この写真のC-4ジグ(2.2gミントグリーン)は実際に使用していたもので釣り方に合わせた
チューニングをしています。詳しくは別の機会に紹介します。 
そして、キッカーバス捕りとしていたディープクランキング。      
ただ巻くだけではなく、キャスト~リーリング~ウイードを切るなどの作業を一体化し、
釣れるリズムを合わせていくというリズムクランキング。
ちなみにルアーはすべて、コンバットクランク480のグラスギルというカラーでした。                             
 
 
 福島 健
			福島 健 


